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第11話:同盟への道のり

さて、話は評定が始まってすぐに遡るけど、
斉藤は同盟相手を模索していたんだ。

初期の国に状況を整理すると、
北条、武田、今川の三国同盟、
織田、徳川の清洲同盟、
あと上杉と斉藤がそれぞれ同盟なしだった。

初期の国々の強さだけど、人によって違うと突っ込まれるかもだけど、
夜間で15徒党稼動していた斉藤を5とすると、
上杉4、北条2、武田4、今川2、徳川3、織田3といったところ。
今と大分違うね。
斉藤家は、実際の人数だけではなくβ時代からのベテランも多く、
修得の重要さも知っていたから、簡単には負けない自信はあったけど、
挟撃の怖さを知ってる為、同盟国はなんとしてでも欲しいところだった。

斉藤はまず上杉家との同盟を目指した。
お互い相手は別グループだけど、同盟相手がいなかったということと、
元β2斉藤の面々が多数上杉で開始しているという機運があった為、
同盟はすんなりと進んだ。
ただ上杉家は挟撃を受けていて苦戦を強いられてたときだったから、
なるべく早く同盟成立させる為、
蹴導も信書をもって信濃路を走り回りまわったよ。
たぶん、100往復はしたと思う。

上杉家と話を進めている頃、
蹴導のところにはもう1つ同盟話が来ていたんだ。
相手は織田家。
敵対国で合戦もしてたからびっくりでしょ。
話をしにきたのは、
以前話した鴉さんと、その時初めて会ったんだけど麻生さん(有名人だね)。
二人ともずっと後のことになるんだけど、
蹴導の浅井家時代と足利家時代でお世話になります。

おいといて、
話の内容は「織田家と斉藤家で同盟が出来ないか?」ということ。
正直、願っても無い話だった。
β2で挟撃の経験もあり蹴導は、
「少なくとも全国の1/3を超える国で輪を作らない限り制覇は出来ない」
「1国のみや2国の同盟では相手の動きに対応できない」
と考えていたからね。
一気に2国同盟国ができるのと、お互い合戦で相対して、
手の内が分かっている国と手を結べることは良いことだと感じた。

だけど、実行に移すには3つの障害があったんだ。
1つ目は織田家の進路のこと。
当時は同盟国を跨いで進軍することが出来なかったから、
斉藤家と同盟をすれば織田家は攻め入る国を失うことになるんだ。
もし斉藤家と同盟をしたら、
織田家は西国が実装されるか徳川斉藤のいづれかが倒れるまで、
合戦という信オンの醍醐味の1つを失うことになる。
蹴導は斉藤家の勝利も大事だけど、
周りが全く遊べない状況になってまで勝つことに意義はないと思ってる。
楽しめなくなるのは問題かなと思ってた。
織田家内部でも話が纏まっていないとのことだったから、
合戦がなくなる覚悟を踏まえたうえで、
まず纏めなければ進まないという話を彼らには伝えた。

2つ目は斉藤家の印象だ。
合戦が圧勝し始めたこともあって、
斉藤家の面々が容易く勝利を捨てるとは思わなかったんだ。
後で斉藤家の何名かに、
今後(vs東国)を考えれば悪くない話と話してみたけど、
士気が上がってる国に水を注すことになるという意見もあった。

もう1つが数。
織田家と同盟するということは回りまわって
上杉家、徳川家、織田家、斉藤家というサイクルを作ることになるんだ。
7国中4国の国の同盟は数が多すぎるよね。

蹴導はほかに次のことを伝えた。
普段の狩りで斉藤家とよく組むこと。
お互いを理解しなければ敵対からの同盟は成り立たないからね。
目に見える何かで織田家が斉藤家を圧倒する何かを持つこと。
力を見せなければ理解されないこともある。
今すぐは無理かもしれないけど、こういう事を続けていけば、
そのうち同盟できるかもしれないとも話した。

結局この話は進展せず、
合戦数周期目で上杉家とだけ同盟が締結しちゃって、
合戦は従来どおり下の4つの戦いで流れていくことになる。

北条(3国同盟)vs上杉(+斉藤)
武田(3国同盟)vs上杉(+斉藤)
今川(3国同盟)vs徳川(清洲同盟)
斉藤(+上杉)vs織田(清洲同盟)

続く。

by awi-syuwdow | 2007-04-21 02:41 | 信オン風雲録  

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