蹴導の展開…<vsオーストラリア展望>

おはようございます。
蹴導は土曜は休みなのでしっかりとレポートを書き記したいと思っています。

さて、アジアカップベスト8が出揃いました。
ベトナム以外は、順当な国があがってきたのではないでしょうか。
近年以上に熾烈な戦いを見ることが出来ると思います。

明日の日本の決勝トーナメント初戦の相手は、
言わずもがな、丁度1年前に辛酸をなめさせられた、あのオーストラリアです。

今日は、このオーストラリア戦の展望と日本代表選手について書こうと思います。

まず両国の強さの比較ですが、日本が6、オーストラリアが6だと感じます。

W杯ではカンピオーネのイタリア相手に善戦しており、
また日本も大敗しており、組みがたいというイメージがあるかもしれませんが、
元々組織力とスタミナ、俊敏さ(+劣等感)を武器に戦う日本にとっては、
実は相性が良く、組み易く戦いやすい相手と言うのが本音でしょう。


まず、オーストラリアのルーツから特徴を探っていきます。
元をたどるとクロアチアとギリシャという東欧の2つの国にルーツを求めることが出来ます。
オーストラリアに住んでいる大半は、この2国からの移住者です。

体格だけではなく技術に対する適性(文化)もあることになりますので、
同系のチームには、泥仕合に持ち込む強さはあると思いますが、
俊敏さは無いので、今までの日本のようなボールを回すチームや、
中東アジアのような高速カウンターに徹するチームとは、
お世辞にも相性が良いとは言えないでしょう。

しかもそのルーツからの強いリーダーシップが無ければ脆い、カッとなりやすい、
また島国でありながら外敵が存在しない為、慢心しやすいという弱点も存在します。
結果、内弁慶な試合を幾度と無く見せてきています。


前回は日本が無策であった為、
足が止まった後でパワープレイに屈しましたが単発的なので恐れるに足らないと感じます。

また、最初から飛ばしてきたとしても、
アメリカのような繋ぐ意識と爆発力は感じませんし、
しっかりと横パスを繋いで、じわじわと相手を焦らしていければ難なく勝てる相手だと感じます。

以上が、オーストラリアというチームに感じている見解です。

過去の日本代表コラムにて2006W杯の敗因は述べましたが、
再度書きますと、

1、コンフェデで露呈している弱点(カカのミドルシュート)を修正せずに本戦に臨んだこと。
2、相手の攻撃を「未然に防ぐ」アンカーが不在であったこと。
3、同じく「未然に防ぐ」前線からのプレスがラインが低かった為掛からず疲労してしまったこと。
4、チームに化学反応を起こせる選手(藤田、アツ、戸田、松田など)を指揮官が外したこと。

過去の日本(日本人の適性)ともっとも遠いチームを作ってしまったことが敗因です。
オーストラリアという相性が良いはずの相手に大敗したのは、
指揮官(と抜擢した大元)の無策が引き起こしてしまった「たまたま」の結果でしょう。


サッカーは、選手と指揮官の秀でている分野がマッチすることで、
全く上の強さのチームとなります。
また、良い選手と良い監督を揃えても、お互いの秀でている分野がズレていると、
全く下の強さのチームに成り果ててしまいます。

特に日本人は勤勉で適応能力が高いので、その組合せでの差が顕著だと感じます。
現在の日本のチームは、選手と指揮官の秀でている分野がマッチしており、
その片鱗は見え始めています。
お互い同レベルも、相性の良い相手ですから、事故がないかぎり勝てると感じています。
(※事故が往々に起こり易いのがサッカーの魅力なのですが…^^;)

環境の影響もあって、恐らく2-0か3-0で勝てるんでは無いかと蹴導は踏んでいます。



日本の選手と戦い方についても書きましょう。

スタメンはこうではないでしょうか。

       高原
遠藤   巻(今野、憲剛) 俊輔
    憲剛(今野) 啓太
今野(駒野)      駒野(加地)
    阿部   中澤
       川口(楢崎)

コロンビア戦に近い布陣を敷くと思われます。(外れたら笑ってください。)
後方でボールを回して疲れさせ、
サイドでキープして(更に疲れさせ)崩す攻め方と、
前線からの多数の起点を消すことで、
相手の好きな戦い(ロングボール&パワープレイ)をさせない。
相手は高さと強さがあるので攻めはサイドが生命線、
中央の巻(今野)は捨て駒(1stDF)で走らせ切って、羽生と交代でしょうか。

【GK】は相性と適性を考えて楢崎で行くべきだと思いますが、
(※ハイボール処理の精度とロングスローの的確さ、「キャラ」において楢崎を押します。)
CAPと国際経験豊かな川口を今後の彼のプライドも考えて、
オシムが変えることは無いかもしれませんが、
高さ対策と安心度においてデメリットは存在します。
(※毎試合失点をしてますし、カタール戦のFKのときの壁空けは川口の好みですよね。)
ここのズレは隙を生む可能性があります。

【DF】ですが、駒野、阿部、中澤、加地。
やや不動のメンバーかもしれませんが、
この4名だと3バックにし難い面がありますので、
恐らく左サイドか中盤の底に「今野」を入れてくると思われます。
今野の適性は、過去の試合で実証済みですからね。

高さ対策は十分だと思います。
中澤が高く太いのはみんな知っていますが、
阿部のヘディングの強さもかなりのモノがあります。
相手が高く強くとも押さえ込めるのはジェフの先輩が実証済みですからね。
(蹴導的には阿部を右SHで使ってみたいのですが、
何処でも守れる部分を考えるとやはり守備側においておきたいトコなのですかね。)

追記で、豪州のvs日本の攻略法ですが、
まずポストの上で、日本の右サイドを狙ってくるでしょう。
知らない左サイドをじっくり観察して時間を掛けて攻略するより、
知己の右サイドの俊輔、加地、中澤の方から、開幕パワープレイを仕掛けてくると思います。
俊輔、加地、共に身体の使い方は良く無いので、身体に当てて突破を仕掛けてくるでしょう。
また、中澤は釣りだすかドリブルで突っかければ、決して強固な相手ではなくなります。

日本は、なるべく中澤を最終局面に残して、
鈴木か阿部がカバーに入って未然に防ぐことになるでしょうが、
その場合中央が手薄になりますので、
左SBかDHで今野を持ってくる可能性は大いにあると思われます。
裏をかいて(開幕時じっくり考えさせる為に)右に駒野も有り得ると思います。

【DH】ですが、ここ3戦、憲剛の動きが良くありません。
技術が落ちているわけでもなく、以前よりも積極性は目立っているのですが、
必要の無いところ(中央自陣)でドリブルを仕掛け、取られるケースが目立ちます。

最終局面で数的優位を得る為に、積極的に仕掛けているのでしょうが、
ドリブルを選択するとCBが早めのカバーに入らざるを得なくなるので、
守備にズレが生じると思います。
今まであまり無かったケース(憲剛の早めのドリブル)がこの3戦であるので、
意識のズレで守備が機能しなくなっているかと思われます。自重して欲しいところです。

【SH】【OH】【FW】は特に語らなくていい気もしますが、
やはり遠藤と俊輔を両サイドにおいて、相手に危機感を募らせておけば、
オーストラリアの両サイドは上がれないので、断然有利に展開できると思います。
後は高原と巻の高い能力を活かした、巻き寿司ゴールに期待しましょう。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2007-07-20 13:27 | 日本代表  

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