vsボスニア・ヘルツェゴビナ戦【大柄も小粒感】

こんばんは、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(以下ボスニア)が終わりました。

2-2で引き分けたジーコ時代の代表と比べてみると…、GKのハサジッチと、バルバレスのシュピルフューラーを受け継いだスパヒッチ、交代出場のビディッチ、ブラダビッチ、フルゴビッチぐらいしかいない。
まぁアジアまで連れてこれる選手には限りがあったので、サリハミジッチ、バイラモビッチ、パパツなどは来ていない。更に新人監督が率いる為、チリ以上に小粒感は否めない。
上背はあるが、スピードや技術は東欧の中で最も低いレベルにある為、大量得点を得て、五輪予選の景気付けにしたいところだ。

強さでいうと3~4/10というところ。

【採点】

楢崎正剛:6.5:ピンチを幾度と無く防ぐ。空中戦とポジションの良さは健在。

中澤佑二:6.0:殊勲の先制点。競り合いはやや押し負ける。ファールは仕方なし。
阿部勇樹:5.5:相手の力量を見て攻撃参加も戻れずカウンターされる。
内田篤人:4.0:前線に顔を出すが、精度を欠く。守備を怠りカウンターを招き続ける。
駒野友一:5.0:高い位置を取り、サイドの活性を図るも前に高原がおり苦戦。

鈴木啓太:6.0:釣られる場面もあったが、多くの時間で蓋をし、中央突破をさせず。
中村憲剛:6.5:好調。沢山顔を出し、見事なパスワークでゲームメイクした。
→今野泰幸:7.0:終盤の2得点をお膳立て。反射神経と身体の強さが光った。
遠藤保仁:5.5:展開力は見せるも、ゲームから消えていた感は否めない。
大久保嘉人:6.0:やや疲労が隠せなかったが役割を全う。1Aもフリーは決めたい。
→羽生直剛:--:見せ場無く採点無し。

巻誠一郎:6.0:中央で粘り、張り続けるが、無念の負傷交代。
→山瀬功治:7.0:持ち味を存分に見せ付ける2得点。
高原直泰:5.0:サイドに開き打開しようとするも徐々に失速。後半はクサビになれず。
→播戸竜二:--:採点なし。1アシストも多くの時間をオフサイドエリアで過ごす。

岡田監督:6.5:相手の力量不足もある為、(好成績には出来ないが、若干)前回の問題点の修正に挑む。監督の意思をこなせる交代出場の選手の活躍は今後の采配に生きてくるだろう。


【戦評】
金田氏はやっぱり欧州監督系が嫌いなんだなぁと実感。
場数を踏んだ実況は、分かっていても事実と違うことを言わなければならなくて大変だったろうけど、なんとか盛り上げようと頑張っていたので好感。

OHにセカンドアタッカーを配置し、横パスとバックパスを増やした日本代表。
全体的に技術とスピードで上回る日本がボールをキープ、駒野と内田も高い位置に参加出来、楽勝ムードが漂う。だがやはり相手の3バックを崩しきれない。サイドチェンジを多用するも、受け手が常にSBで有り、逆サイドに寄った中盤が連携することが出来ない。そしてカウンターを受けるという内容。

まぁ、ボスニアは両WBの質が非常に低く、カウンターは拙い感があった。それでもシュートまで持っていかれたことは反省材料だろうが、ここは内田が慣れてくるに従って改善されてくるだろう。(後半は上がるのを抑え気味で良く守ってたと思う。)

2つの奇跡的なセットプレイと今野と大久保、山瀬の個性から3-0というスコアが生まれたが、ボスニアのDFのレベルが低く、参考にならないのは指摘しておきたい。3バックと2DHはほぼボールウォッチャーだった。
ただ2点目のパターンは礎だと思うので、これにFWが絡んでくるよう質を上げたいところだろう。まぁ絡まなかったから播戸のオフサイドは取られなかったんだけど。

後、合宿から模索している「FWのクサビ」は精彩を欠いた感がある。何かしら策が必要だろう。またFWが「消耗品」にっている感も改善しなければいけないと思う。交代枠3だとしたら、FWだけで2枠使ってしまう可能性が高い。普段の対処に1枠しか使えないのは痛い。

タイは合宿に力を入れているので、恐らくボスニアより組織が強い。

「勝って兜の緒を締めよ」北条氏康のこの言葉を贈りたい。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2008-01-30 23:49 | 日本代表  

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