カテゴリ:サッカーコラム( 28 )

 

2008年【J1】順位予想

Jリーグ開幕が迫ってきました。
首都圏だけで4つも同県ダービーがありますし、例年以上に東日本のクラブが多いですね。
西日本のクラブも、もっと頑張って欲しいところです。

J1の解析と順位予想です。

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【解析】

総合力 クラブ名 :核の選手(3名)、「鍵となる選手/期待の選手」

奪取力:個人的なお薦めメンバー時のボールを「奪う」力。
技術力:個人的なお薦めメンバー時のボールを「繋ぐ」力。トラップ力も含む。
決定力:個人的なお薦めメンバー時のゴールを「決める」力。セットプレイも含む。
阻止力:個人的なお薦めメンバー時の失点を「防ぐ」力。守備陣(DH&DF&GK)のみの力。
選手層:選手交代時や連戦によるチーム力の減少度合。鹿島、G大阪は-1ランク。

戦術:上記5項目と戦術のマッチ度。浸透度も含む。
補強効果:今回の補強によるクラブへの効果。
身軽さ:主に空港や新幹線等によるフットワークの良さ。
地域力:地域のサポート、根付きやライバルによる+-。

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C コンサドーレ札幌 :曽田、中山元気、ダヴィ、「ディビットソン/ヨンデ」
【奪取力C/技術力C/決定力C/阻止力C/選手層C】
戦術B/補強効果C/身軽さC/地域力C

B- 鹿島アントラーズ :小笠原、マルキーニョス、野沢、「伊野波/本山」
【奪取力A/技術力B/決定力C/阻止力A/選手層C】
(戦術A/補強効果C/身軽さC/地域力B)

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A 浦和レッズ :鈴木啓太、闘莉王、ポンテ、「エジミウソン/阿部勇樹」
【奪取力B/技術力B/決定力S/阻止力A/選手層B】
(戦術B/補強効果B/身軽さA/地域力S)

C++ 大宮アルディージャ :片岡、波戸、レアンドロ、「内田智也/丹羽」
【奪取力C/技術力B/決定力C/阻止力A/選手層B】
(戦術B/補強効果C/身軽さB/地域力B)

C+ ジェフユナイテッド千葉 :巻誠一郎、坂本、工藤、「レイナウド/結城」
【奪取力B/技術力C/決定力C/阻止力B/選手層C】
(戦術C/補強効果B/身軽さC/地域力B)

C++ 柏レイソル :フランサ、山根、古賀正紘、「アレックス/菅野」
【奪取力B/技術力C/決定力B/阻止力C/選手層C】
(戦術C/補強効果C/身軽さA/地域力B)

B FC東京 :梶山、今野、茂庭、「FWの誰でも…あえて平山か/羽生」
【奪取力B/技術力C/決定力B/阻止力B/選手層B】
(戦術B/補強効果B/身軽さA/地域力B)

C+ 東京ヴェルディ :広山:、服部年宏、ディエゴ、「福西/那須」
【奪取力B/技術力B/決定力B/阻止力C/選手層C】
(戦術C/補強効果A/身軽さA/地域力C)

B++ 川崎フロンターレ :ジュニーニョ、中村憲剛、フッキ、「川島/山岸」
【奪取力B/技術力C/決定力S/阻止力B/選手層B】
(戦術A/補強効果A/身軽さS/地域力S)

B++ 横浜F・マリノス :中澤、山瀬功治、大島、「松田/小椋」
【奪取力B/技術力B/決定力B/阻止力S/選手層A】
(戦術B/補強効果C/身軽さA/地域力S)

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C+ アルビレックス新潟 :本間、千代反田、千葉和彦、「矢野貴章/北野」
【奪取力C/技術力C/決定力C/阻止力B/選手層C】
(戦術C/補強効果C/身軽さC/地域力A)

C+ 清水エスパルス :伊東、フェルナンジーニョ、藤本淳吾、「高木和道/岩下」
【奪取力C/技術力B/決定力C/阻止力C/選手層S】
(戦術B/補強効果C/身軽さC/地域力C)

B ジュビロ磐田 :川口能活、駒野、前田、「河村/加賀」
【奪取力A/技術力A/決定力C/阻止力A/選手層B】
(戦術B/補強効果A/身軽さB/地域力C)

B- 名古屋グランパス :楢崎、ヨンセン、中村直志、「バヤリッツァ/マギヌン」
【奪取力B/技術力B/決定力B/阻止力B/選手層C】
(戦術C/補強効果B/身軽さA/地域力B)

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C++ 京都サンガF.C. :角田、パウリーニョ、田原、「佐藤勇人/柳沢」
【奪取力B/技術力C/決定力C/阻止力C/選手層A】
(戦術B/補強効果S/身軽さC/地域力C)

A- ガンバ大阪 :明神、遠藤、加地、「バレー/山崎」
【奪取力B/技術力S/決定力S/阻止力B/選手層B】
(戦術A/補強効果S/身軽さA/地域力B)

B- ヴィッセル神戸 :大久保嘉人、ボッティ、北本、「金南一/吉田孝行」
【奪取力C/技術力C/決定力B/阻止力B/選手層A】
(戦術C/補強効果A/身軽さA/地域力B)

C++ 大分トリニータ :エジミウソン、ホベルト、高松、「ウェズレイ/藤田義明」
【奪取力C/技術力C/決定力B/阻止力B/選手層B】
(戦術B/補強効果B/身軽さC/地域力C)

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【順位予想】同ランクは殆ど差がありません。

【ランクA】2強。
1、浦和レッズ
2、ガンバ大阪

2強だが、浦和の有利さは間違いない。
選手の実力もさることながら、殆どの選手が東アジア選手権を回避出来たのは大きい。
G大阪は、選手の自力で浦和を上回ると思われるが、A代表組、U-23組、環太平洋組の疎通に若干時間が掛かるか…、ACLを予選から戦うのもハンデだ。

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【ランクB】3と4は優勝争いに絡む、5~9はややインパクトに欠ける。
3、横浜F・マリノス
4、川崎フロンターレ
5、FC東京
6、ジュビロ磐田
7、鹿島アントラーズ
8、名古屋グランパス
9、ヴィッセル神戸
 
横浜は、各ポジションに高レベルの選手が厚く存在する為、崩れる心配が無い。開幕戦は大変だが長期に安定して戦っていける。
川崎の火力は面白いが、ポゼッションを高めてくる相手に苦戦する可能性も高い。優勝争いをするには川島の踏ん張りが必要だ。
F東は、完成した感がある。問題のFWは平山と赤嶺、川口信男がいるのでなんとかなるはずだ。
磐田は、キャンプの出来が良くなかったが、フィットするのは時間の問題だ。まだ世代交代の最中だが、ベテランのリード、下の世代の突き上げ共に面白い。

鹿島は、層の薄さが(優勝争いの)致命傷になる。船山、佐々木、中後、伊野波、石神、では役者不足だろう。
名古屋は新監督の下、若手が多く不安定。ただし、ヨンセンと楢崎だけである程度の勝利は拾える。
神戸は、バランス良く完成。大久保、レアンドロ、松橋はそれなりに点を取れる。中盤の金とボッティも(控えの栗原と坂井も)大きい。

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【ランクC】10~13は降格争いから抜け出す。14~17は残留争い。18は降格濃厚。
10、大宮アルディージャ
11、大分トリニータ
12、柏レイソル
13、京都サンガ
14、ジェフユナイテッド千葉
15、清水エスパルス
16、東京ヴェルディ
17、アルビレックス新潟
18、コンサドーレ札幌

大宮は、昨季と大差が無いが、安定感は抜群に上がった。早々と中位に定着するだろう。
大分は、外国籍3名が大きい。なんだかんだ言ってもピチブーは15点は取る。
柏は、大黒柱の復帰まで粘れるか。地理は良いんで躍進して欲しいところだが…。
京都は、良い補強をしたが3トップは止めたほうが賢明か。駒を浪費するし、中盤が薄すぎる。
千葉は、層、質共に苦しいシーズン。巻が居るが乗り切るだけで精一杯だろう。
清水も、外国人がフィットせず苦しいシーズン。層は変わらないので巧くやり繰りしたい。
東Vは、もっと上に行って良い感はあるが、層の薄さが気になる。
新潟は、とても苦しいシーズンになるだろう。サポーターのハートだけでは難しいものがある。
札幌は、下手に出ている。横浜Cと同じで無駄に選手を入れ替えすぎており、自滅率が高い。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2008-03-05 01:47 | サッカーコラム  

2008年【J2】順位予想

まだ昨年の通信簿を進めてませんが^^;なんか時間取れませんね、サッカー沢山見てるのに…。

手短に書きます。すべて、私のイメージです。
順位も付けてますが、同ランクのクラブは殆ど差がないと思ってください^^;

【ランク】
順位、クラブ名:期待の背番号、あえて4名だけ。
(4段階評価A~C:チーム/戦術/補強効果/フロント/身軽さ/地域力)

チーム:選手の力。主に個人の力と選手層。
戦術:監督の手腕、強化部の力、選手の経験値など。
補強効果:今回の補強によるクラブへの効果。
身軽さ:主に空港や新幹線等によるフットワークの良さ。
地域力:地域のサポート、根付きやライバルによる+-。

【ランクA】昇格争いをすると思うクラブ。
1、アビスパ福岡:6、15、16、17。
(選手A/戦術A/補強効果A/身軽さA/地域力A)
2、湘南ベルマーレ:3、10、11、24。
(選手A/戦術A/補強効果A/身軽さB/地域力B)
3、サンフレッチェ広島:2、11、15、25。
(選手A/戦術B/補強効果C/身軽さB/地域力B)

まぁ、この3強だと思います。
福岡は、ちとスポンサーが揉めてるけど、放出と補強が例年になく完璧な気がします。
湘南は、着実に復活に向かってる感じ。
広島は、実力は最も上だけど、「外の血」を補強しなかったのが気になります。

【ランクB】昇格争いに絡めるかもしれないと思うクラブ。
4、モンテディオ山形:3、4、7、9。
(選手B/戦術B/補強効果A/身軽さC/地域力C)
5、ヴァンフォーレ甲府:5、7、17、18。
(選手B/戦術B/補強効果C/身軽さC/地域力B)
6、ベガルタ仙台:7、8、10、20。
(選手A/戦術C/補強効果B/身軽さA/地域力A)
7、ザスパ草津:5、6、10、17。
(選手B/戦術A/補強効果A/身軽さC/地域力B)
8、横浜FC:2、11、13、17。
(選手B/戦術B/補強効果C/身軽さA/地域力A)
9、セレッソ大阪:7、9、11、26。
(選手B/戦術B/補強効果C/身軽さA/地域力A)

ちょいとランクBは多いかな^^;
どこも力はあるんですよ。
山形は、守備と中盤は元々力があって、ここにリチェーリと長谷川が加わったのは大きい。監督も前任に負けず劣らずだしね。
甲府は作り直しなんだけど遺産はあるし、羽地がいるのは大きいと思う。
仙台は、昇格できる選手層なのだけど、不祥事が尾を引きそう。新監督も内輪だからね。
草津は、今季の台風の目だと思います。補強が非常に良い。で戦術も素晴らしい。
横浜Cは、カズ、アツ、滝澤と素晴らしい個がいるけど、アレだけチームをいじりまくったら落ち着くまで暫く掛かる。あ、都並監督は期待できるんで前半苦戦しても切らないように!
C大阪は、昨年の福岡と同じです。GKの経験不足。これは厳しい。

【ランクC】絡むにはまだまだ力を付けなければならないと思うクラブ。
10、愛媛FC:3、5、15、30。
(選手C/戦術A/補強効果A/身軽さC/地域力C)
11、サガン鳥栖:6、8、10、13。
(選手B/戦術B/補強効果C/身軽さB/地域力C)
12、ロアッソ熊本:8、14、17、18。
(選手C/戦術B/補強効果B/身軽さB/地域力C)
13、FC岐阜:1、9、10、14。
(選手C/戦術C/補強効果B/身軽さB/地域力C)
14、水戸ホーリーホック:3、7、17、26。
(選手C/戦術C/補強効果C/身軽さC/地域力C)
15、徳島ヴォルティス:8、16、20、26。
(選手C/戦術C/補強効果C/身軽さC/地域力C)

愛媛は、個の力が不足してるけど、細部まで戦術が浸透していてかなり良いです。
鳥栖は、ちと爆弾を抱えてます。試合を見れば分かると思う。
熊本は、守備陣の個が弱い感じ。ま、8と17、18は良い選手。熊本出身の外の声を引き込むのがクラブの価値を高める早い方法かと思います。県民性的にね。
岐阜は、前線が面白いね。力はまだまだだけど、補強は良い感じだと思います。
水戸と徳島は、非常に厳しい立場だと思います。まずは地域と繋がる努力から!

ほんとはフロントっていう要素も入れようと思ったんだけど、流石にマズイと感じて書きませんでした。「現在の順位~身軽さ+地域力」の差が小さいほど良いと思ってください。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2008-02-19 22:27 | サッカーコラム  

とうとう、この日が…至高のボランチが堂々と引退。

昨年、城がユニフォームを脱ぎ、今年も奈良橋が、秋田が、98W杯の選手達が引退していった。

その中で、来季の移籍先が気になる選手が居た。

横浜フリューゲルスの「顔」と言える選手であり、絶妙のポジショニングで、ゲームメイクをしながら相手のカウンターを未然に防ぐという広い視野と戦術眼を持ち、攻守に亘って貢献したDH。彼の隆盛と共に、ボランチという名称が日本に定着していく。(※1)

フリューゲルス時代のサンパイオと組んだドイスボランチは、磐田の名波&ドゥンガを抑えて、日本最高のダブルボランチと称された。(※2)

勿論、彼は日本が初めてW杯に出ることが出来た98W杯の選手でもあった。
日韓戦、いや日本サッカー史上に残る伝説のループシュートを記憶に留めている人も多いだろう。「時間(とき)の支配者」と言う二つ名に相応しいゴールであった。
また、川口、井原、そして彼が並ぶ日本の中央線は簡単に相手の突破を許さなかった。ジョホールバルでのイラン戦、幾度と無く襲い掛かるイランのカウンターを止め続けたのは彼である。98W杯を見た外国の記者達は「彼のチームだ」と口を揃えて語った。

彼はフリューゲルス消滅後、名古屋、新潟で活躍し、昨年、一昨年は彼が大好きな三ツ沢をホームとする横浜FCで活躍、中心選手としてJ1昇格に貢献した。今季は出番が少なくなったが、記憶に新しい最終節の浦和戦においても卓越したゲーム感覚を見せ、クラブの勝利に貢献した。

しかし、今季、多数の選手の入れ替え、レンタルをした横浜FCにとって彼の年棒は辛かったのだろう。彼は戦力外通告となった。(※3)

彼の来季の移籍先が気になっていた。オファーがある限り彼は頑張るのだろう、だが、三ツ沢を2度離れてまで行きたい場所があるのだろうか?と。

昨日、彼、山口素弘は来季の去就について会見を開いた。
「十分やったかなと思いました。」
「胸を張って堂々と引退したいと思います。」

日本代表で58試合、Jリーグ通算468試合(JSL時代を含めると490試合)、カップ戦を含めると585試合、Jリーガー唯一の15年連続開幕戦出場を成し遂げた偉大な選手がユニフォームを脱ぐ決断をした。

「(サッカーをしていて)体よりも頭が疲れる」「試合が終わる。ゴールを決めた人間は気持ちがいい。ゼロで抑えたディフェンダーにも充実感がある。でもボランチは勝っても負けても反省ばかり。あそこはこうしておけばよかったって」と語った彼。来季はピッチ内でその勇姿を見ることが出来ないが、彼の記憶は私の生涯消えることは無いだろう。

心残りは…やはり後継者と言われる選手が出てこなかったことだろうか。(※4)
だが、きっと出てくるに違いない。記者会見の中で「(監督は)興味は前からあったので、やってみたいと思っています」と語った彼のこと。監督として新たな沢山の後継者を輩出してくれるはずである。

彼の次のラウンドが楽しみである。

…三ツ沢の管理人になっているかもしれないとも語っていたが(笑)

オーバー。

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※1:実際は森保氏の時からボランチという言葉はメジャーに。彼はアンカーだと思うけど…。
※2:ドイスボランチは二人のDHが縦に並び、お互いの立場を入れ替わりながら飛び込む(誘い込む)スペースやゲームを作っていく。日本最高の~は個人的にそう思ってる…磐田のサポは首を縦に振らないかな^^;
※3:最終節の浦和戦前に解雇は決まっていたが、彼や同じく解雇が決まっていた小村、岩倉、坂井というメンバーは試合に出場した。恐らく話し合って決めたのだろう。ここ辺りにフリューゲルス魂が垣間見える。
※4:1年という短い時間だったが、ヤット(遠藤保仁)はモトさんとサンパイオとのおかげで今の自分があると語っている。
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by awi-syuwdow | 2007-12-15 19:40 | サッカーコラム  

DDvsDD改【J1・J2入れ替え戦】

第一戦目の追記です。
広島のDDと京都の4-4-2の戦いと見ていた入れ替え戦、蓋を開けてみると全く違う形がそこにはありました。

分かりやすく書くとこんな図です。

【広島】
            下田

    森崎和  ストヤノフ  槙野

            戸田
 駒野                  服部
      柏木        森崎浩
 
      ウェズレイ     寿人

-------------------
【京都】
      田原        中山

          パウリーニョ
 中谷                   渡邊
      斉藤        石井

     手島    森岡    角田

            平井

京都の最終ラインを見てハッとした方もいるでしょう。彼らが見せたのはそう、フラットスリーです。トルシエに魅入られている加藤監督だからこれを実行したのかもしれません。京都にはこれをオプションに出来る選手達がいると。

奇しくも入れ替え戦は本家DDを使うミシャの広島とDDを改良したトルシエのフラットスリーの戦いとなりました。加藤監督は策士です。広島の戦い方は変わらないと読み(みんな読んでますが…)、森崎和幸に田原を、槙野に中山を、ストヤノフと戸田にパウリーニョをぶつけます。結果として3名で守備陣4名からの「パス」という相手の生命線を断ちました。

DDは元々不安定なサッカー(型の決まったサッカー)ですが、後方支援の無くなった時点で戦術が瓦解します。2トップとWBは高い位置をキープしようにもパスが回ってこず、中盤の柏木と森崎はボールをキープする力が不足しています。(浩司はダイレクトが好きな選手でボールキープをあまりしない、柏木はボールに向かって走るタイプ、羽生のように囮になったり緩急をつける力が大きく不足している。)

チグハグなサッカーを披露してしまう広島、背景にはやはり代表疲れによる戦術理解度の低さがあると思います。そして並行したデメリットである、選手に「銘」があり過ぎる為にサブの居る選手をベースにすることが出来なかったということ。外すと観客が離れるのではと言う不安が16位」という結果を招いてしまっていたと思います。

京都も(元々関わっていたが)新監督と即席な戦術と言う部分で戸惑うかと思われましたが、そこは4クール52節を戦い抜いた「チーム」。お互いの共感と緩急をつける経験値というものは、広島のソレを圧倒的に上回っていました。

広島は、前半だけで3点、後半でも2,3点取られていてもおかしくない内容。ここはGKの下田が良く頑張ったと思います。耐え忍ぶ広島、転機は後半の終盤にやってきます。

それは京都の選手交替にありました。後半始まって間もなく2得点を挙げた田原が警告を貰います。暫く粘って29分に田原を下げる選択をします。代わって入ったのは蹴導イチ押しの「西野」。次節、田原を出場させる為の監督のファインプレーです。

しかし、39分の交代は…パウリーニョに代わって倉貫(MF)。チームは5バック、3ボランチで守りに入ります。しかし、先に書いたように生命線は「後方からのパスの供給を止めること」です。森崎和幸が早々と交代し、ウェズレイが去ったことで油断が出来たのかもしれませんが、結果として後方からの一本のパスで寿人がぶち抜き、平繁の得点へと繋がってしまいます。加藤監督は采配ミスを今後の大きな糧として欲しいところです。

一試合目を終えて結果は2-1で京都の勝利、正直内容に比べたら広島は次に希望の持てる結果かと思います。逆に京都にとっては精神的ダメージの大きい試合となりました。「決めれる試合を落とした」のですから。京都の選手達の表情がすべてを物語っていたと思います。

さぁ、今日の試合はどうなるのか…個人的には京都には鹿児島県関連のJリーガーが4名も居るので京都を応援しちゃいますが、運命の神様はどう転がるか分かりません。
言いいたいことは、防衛するにせよ下克上を起こすにせよ、長期的な視野で自分達のサッカーを追及し続けて行って欲しいということです。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2007-12-08 00:44 | サッカーコラム  

J2のレベル【下克上、再びか?】

入れ替え戦が間もなくなんで一風変わった視点で書いてみます。

それは現在のJ2のレベルというものです。

昨年、J2から昇格したクラブは横浜FC、柏レイソル、ヴィッセル神戸の3クラブ。ヴィッセルは入れ替え戦の末、J1福岡を破っています。また、一昨年、滑り込みで入れ替え戦に入った甲府は当時J1のレイソルを大量得点で撃破。

そして昨年昇格した3クラブの成績はと言うと、

【4回チームを作り直した】横浜FCが最下位で降格。
【選手を余り変えなかった】柏レイソルが、14勝8分12敗で8位。
同じく【選手を余り変えなかった】ヴィッセル神戸が、13勝8分13敗で10位。

2クラブが中位という良い結果を出しています。

まぁ、横浜FCは過去の降格クラブの真似をして自爆してるわけですが、それでも作り直して1,2ヶ月のクラブでJ1屈指の力を持つ(疲労してた)浦和とそれなりに戦えるだけのポテンシャルを見せています。天皇杯においても、J2上位の4クラブは手を抜いたけど、山形、徳島、愛媛、鳥栖といったずっとJ2で戦っているクラブが善戦しています。
(※浦和と川崎もJ1昇格後、一気に頭角を現しましたよね。)

選手も同じことです。昨年J2で戦っていた、「菅沼実」「千代反田充」「古賀誠史」「新居辰基」「加賀健一」といった面々はJ1の舞台でしっかりと自分の居場所を掴んでいます。先日も、広島に復帰した「高萩」がG大阪相手にそのポテンシャルの高さを見せつけました。

これは「J2のシステム」がもたらした下克上ではないでしょうか?
4クールと言う「長丁場の戦い」で、「試合の流れを読む経験値」が高くなっており、「降格が無い」ことで、「戦術理解度」をじっくりと高めれる分の差が出ていると思うのです。

短期決戦(J1)の中に長期的ビジョン(長期を見据えた戦術理解度の浸透)を持つことが出来なかったJ1クラブはJ2に落ちたら簡単に上がってこれないと思われます。
何を言いたいかと言いいますと、J1勢、特に残留争いをしているクラブはもっと危機感を持つべきだろうと言うことです。
「J2のクラブはリーグ下位であっても我々よりも強い可能性がある」と。

そして、残留争いであっても「長期的ビジョンの戦術の確立を目指すべきである」と。

…ただ今回、広島は恵まれているかな、京都には悪いけど監督が変わったばかりで比較的戦いやすいと思いますから。湘南(には天皇杯で3-0で勝ってますが)、仙台、鳥栖、山形辺りだとかなり分の悪い戦いになっていたと思います。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2007-12-05 15:15 | サッカーコラム  

2007 SYUWDOW'S AWARDS 【J2】

そしてJ2。(こっちの選出の方が楽しかったかも…。)

【スタメン】

     フッキ(東京V)  藤田祥史(鳥栖)

  ディエゴ(東京V)       加藤望(湘南)

    服部年宏(東京V)  菅原智(東京V)

高地系治(鳥栖)              菅井直樹(仙台)
   ブルーノ・クアドロス(札幌) 曽田雄志(札幌)

           高木貴之(札幌)

【控え】
パウリーニョ(京都)
リャン・ヨンギ(仙台)
小椋祥平(水戸)
日高拓磨(鳥栖)
清水健太(山形)
【監督】
三浦俊也(札幌)
【ベストゴール】
田原(京都)のオーバーヘッド*2(特に2本目は難しい。)

【蛇足】
一部強引に押し込んで見ました。J2も前線の選手が多岐に亘っていて選び辛かったです。
特に札幌のダヴィ、中山元気、西谷正也は泣く泣く選考外。京都の徳重も惜しかった。GKも激戦、仙台はGKの出場時間がネックでした、湘南のキムヨンギと福岡の神山は来年期待かな。そうそう福岡陣が全く入らず^^;潜在能力はJ2随一だと思うんだけどなぁ。移籍しちゃった元徳島の羽地もかなり良かったです。
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by awi-syuwdow | 2007-12-02 06:43 | サッカーコラム  

2007 SYUWDOW'S AWARDS 【J1】

ちょっと早い?

まずはJ1から発表。

【スタメン】

    ジュニーニョ(川崎F)  バレー(G大阪)

   遠藤保仁(G大阪)        ポンテ(浦和)

      鈴木啓太(浦和)   小笠原満男(鹿島)

坂本将貴(新潟)               市川大祐(清水)
      高木和道(清水)   岩政大樹(鹿島)
 
             曽ヶ端準(鹿島)

【控え】
マルキーニョス(鹿島)
大久保嘉人(神戸)
阿部勇樹(浦和)
千代反田充(新潟)
北野貴之(新潟)
【監督】
オズワルド・オリベイラ(鹿島)
【ベストゴール】
レアンドロ(大宮)のドリブルシュート

【蛇足】
正直、良い選手が居すぎて迷った。特に前線は泣く泣く…。
迷った末に外したのはテセ(川崎)、エジミウソン(新潟)、チョジェジン(清水)、フランサ(柏)、大岩(鹿島)、闘莉王(浦和)、楢崎(名古屋)です。
中盤は全く迷いませんでした(驚)
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by awi-syuwdow | 2007-12-02 06:09 | サッカーコラム  

お待たせしました【サッカー雑記】

ただいま戻りました。
またブログ無精の病気が…orz
ここのとこ仕事が変わったんで仕事に精を出してました。

ですが、ちゃんとサッカーは見てます。サッカー愛してるw

まずはACL、浦和レッズはとうとうACL最終戦に臨みますね。
ここまでこれたのは選手の力もありますが、やはり浦和の街と人々の力でしょう。
そして忘れてはいけないのが、
セレーゾと共にJが生んだ(ちと誤解ありそう)名将【ゲルト・エンゲルス】の力でしょう。
浦和の快進撃は、彼のスタッフへの参入から始まったと思われます。
彼が居る限り、監督が誰になっても浦和の戦い方は変わらないと思います。
過去のギド、今のオジェックをしっかり支えて、
ACLのタイトルを浦和の街と共に手に入れて欲しいですね。
期待してます。

そして17日、北京五輪最終予選の試合があります。
なるべく大量得点で勝たなければいけない日本
(でも取りすぎると次の試合に響きそうなベトナム。)
非常に難しい試合ですが、大事なのはしっかり勝つことですね。
最終戦に可能性を残して欲しいと思います。

そうそう安田選手、本田拓選手が離脱だそうで、両選手共に期待できる選手なので残念。
微かな期待でしたが、今度こそ、【小椋】を呼んでくれ!
そう願ったんですが、届かないなぁorz
マムシの祥平と呼ばれてますが、あのクレバーで要所要所に顔を出す姿は、
彼こそが【山口素弘】系譜の後継者ではないかと思わせてくれます。
即興で入ってもマレーシア戦のように落ち着いてプレーしてくれると思うんですがね。

ちょっと海外に目を向けてみます。
まず、マカーイ。
10月は点が入りませんでしたが、11月に入ってまた良い仕事してます。
得点王争いからはちょっと遅れたけど、巻き返せると思うので頑張って欲しいです。

次にトリスタン。
うーん、出番が無い…。開幕見た限り、前線でしっかり張れてるんですけどねぇ。
出してれば19位は無いな…と思ったり、まぁ歳でもあるからなぁ。
来季のJに来て欲しいと思うんですが、どうでしょ(お金があるクラブの方)
ヨンセン&トリスタンとか見てみたいんですが…ダメ?

そして、ニューカッスル。
上位が見えてたんですが、下位に負けまくりorz今年も中位定着ですかね^^;
試合自体は、攻める時はガンガン行ってくれてるんですが、
カウンターに恐ろしく弱い…。
取られた後の守備がルーズで良いパス通されて、ポンポン点を取られてます(@@
まぁ、この不安定さ、かなり好きかもしれませんが、
もーちょい守備(前線からのプレスやロングボールの対処)に重点を置いて、
じっくり戦って欲しいものです。
何とか持ちこたえて年内中に5位~7位ぐらいまで戻って欲しいものです。

そして国内。
様々なカテゴリーでクライマックスが間近です。
J1は、浦和の独走のまま終わるのか。
J2は、札幌が「西国遠征で星を落とし」、
東京Vと仙台が「分け」京都が「3位に返り咲き」。
次節の「札幌vs京都」は荒れそうですね…。

JFLは見てないですが、お隣の熊本が昇格決まったのかな…まだかな。
地域リーグでは北九州が力をつけており、今後の躍進を期待させます。
高校サッカーでは鹿児島県代表が決まりましたね。
【代表となった鹿実】も神村もPKまで縺れ込む良い試合を見せてくれました。
今年は見に行けませんが、高校選手権楽しみです。

さて、終盤の終盤に差し掛かってきましたので、
そろそろ【各クラブの2007年】を書き始めようと思います。
更新がまた合間合間になるかもですが、自身の納得する良いものを出していきたいです。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2007-11-13 16:11 | サッカーコラム  

J2昇格最前線【其之弐】

仕事に腑抜け?ている間に、1節終わってしまいましたね^^;
今節はお休みの仙台を抜かして、上位陣と下位陣がぶつかりました。
結果は上位陣すべてが勝利するという形になり変動はありませんでした。

まず前回の各クラブの流れと選手補強について纏めます。

札幌:現状維持:補強有り(効果有り)。
仙台:現状維持:補強有(効果有り)。
東京V:現状維持:補強なし。
京都:やや下降気味:監督解任、補強なし。

相対的に見て、京都が大きな博打に出ている感があります。
自分はギャンブルはしない方なので、博打は良い意味では使いません。
京都の問題点は、中盤の熟成がなかなか進まない、
相手を圧倒できないということだと思われますので監督を交代するのは有りです。
ですが、中盤の熟成には、
互いだけではなく前後との連動(チームの長所弱点の理解)などが必要で、
終了間際数節で変更したからといってすぐに形になるものではありません。
余程の眼力があって、選手を巧みに配置できれば可能性もありますが、
一般的には厳しい博打であると思われます。



さて今回ですが、其々のクラブの日程と対戦相手について書いていこうと思います。

まず現時点での各クラブの順位です。

順位  チーム名         勝点差 残試合 得失点差
   1    コンサドーレ札幌     0     4    20
   2    東京ヴェルディ1969 -1     4    32
   3    京都サンガF.C.    -6     5    22
   4    ベガルタ仙台       -8     5    17

この後、各クラブの日程も載せますが、現在首位の札幌も、
残り4試合を3勝1分で切り抜けないと昇格できない可能性があります。
仙台は、全勝しても他クラブが2敗しないと自動昇格は難しいですが、
入れ替え戦には十分に回れると思われます。

では、其々の日程について書いていきます。

「札幌」 (A愛媛、A鳥栖、 H京都、休み、 H水戸 )
「東京V」(A草津、H仙台、 休み、 H愛媛、AC大阪)
「京都」 (A鳥栖、H山形、 A札幌、H仙台、A草津 )
「仙台」 (H福岡、A東京V、H湘南、A京都、H徳島 )

※他のクラブのオフ:水戸48節、徳島49節、山形52節。
オフ直後に上位陣と相対することは無く、影響はまず無いです。

以上が日程です。

まず首位の「札幌」ですが、前々節のA福岡戦に始まり、
(前節はホームで徳島でしたが)、西国との試合を多く残しています。
苦手なクラブは、次節の愛媛。といいますか、鳥栖以外の3クラブに1敗しています。
気が抜けませんが、次節、次々節の四国愛媛、九州鳥栖で力を使いすぎると、
その後のホームの大一番で大きなダメージを負う可能性があります。
オフ後に水戸と言うのも嫌な気がしますね。
正直、「西国遠征で勝負を決めてしまいたい」ところです。

次に2位の「東京V」。
調子が上がってきたのが後半戦と言うこともあり、
前半戦のデータは不必要かもしれません。
苦手も五分の愛媛程度で、他のクラブには開幕時から圧倒しています。
遠征も大阪と近場の草津ですので、「日程は非常に有利」と思われます。
休みも有りチームも完成気味ですので、昇格の大本命といえるでしょう。

3位の「京都」ですが、まず日程がややキツメです。
オフが無く、遠征が九州、北海道、関東とばらけています。
山形への勝利は堅そうですが、次節のアウェー鳥栖と、
昇格を掛けた直接対決でもある苦手の札幌(アウェー)は要注意です。
勿論、勝ち越していますが同じく直接対決の仙台も要注意です。
草津にも大勝しているとは言い難く、この5連戦は「茨の道」とも言えます。
クラブの調子もイマイチなので七難八苦という感じですね。

最後に、4位の「仙台」。こちらもオフなし5連戦ですが、
遠征先は関東と京都なので比較的楽でしょう。
しかし、相手を考えると非常に難しいことが分かります。
直接対決の相手の「東京Vも京都も苦手」としているからです。
ただ残りの3クラブは得意先ともいえますし、ホームですので有利な感はあります。

其々のクラブの予想勝ち点を誤差3点と考えて挙げると、
「札幌」  0+7=7。
「東京V」 -1+10=9。
「京都」  -6+7=1。
「仙台」  -8+11=3。

日程、戦績による蹴導の予想は、
東京Vが大本命、2位争いを札幌と仙台、3位争いに京都が加わると読みます。
まぁ、これまでも書いている通り「J2は読めません」。
大どんでん返しもありえるかもしれません。残り5節、目が離せませんね。

オーバー。
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by awi-syuwdow | 2007-10-25 15:09 | サッカーコラム  

J2昇格最前線!【其之壱】

第4クールまで昨年以上の混戦模様を呈し、
上位8,9クラブが昇格を狙える位置に付けていたJ2。
(東京Vが出遅れたのが主な理由ですが…。)

J1への昇格、復帰に向けて残すところ6試合となりました。

現在昇格が有力なクラブは、
「札幌」「仙台」「東京V」「京都」のJ1経験のある4クラブ。

まずは全クラブの流れ。

「札幌」は、スタートダッシュに成功し、
大きなアドバンテージをもって後半戦を戦っていましたが、
第3クール終盤から失速。
ただ、対策として横浜FCから得たチョンヨンデがフィットしてきており、
首位をキープしたまま逃げ切り体制に入っています。

「仙台」も、スタートダッシュに成功するものの、
第2クールで負けが込み失速。
原因は、昨年の面影が無いほどの出入りの激しいサッカーです。
(ただ、サッカー自体の質は繋がりが出来上がってます。)
対策として得たのは、「昇格請負人」であるアサヤンこと岡山一成。
ここ数試合は守備が安定してきており、磐石の態勢で残り試合に臨めそうです。

「東京V」は、前半戦が最悪に近い内容。
一気に解任論が噴きあがりますが、フロントは続投を決定します。
まぁ、ラモスイズムを支持する選手としない選手の「溝」、
これが一番の問題だったのでしょうが、
(嫌いなら緑の服を着るなと言いたいですが…^^;)
荒治療で切り抜けます。
元々能力の高い選手が多いのですが、能力より一緒に戦ってくれる選手を選択。
結果として後半戦の怒涛の巻き返しに成功します。
特に目立った補強は無く、後半戦は固定したメンバーで戦っています。

「京都」は、
東京Vと同じく良い選手を揃えました。(特に前線とDF陣の質が高い。)
序盤やや遅れ気味のマイペースな展開、
選手が噛み合ってきた第2クール後半から怒涛の連勝(特に田原が活躍)で、
昇格争いに名乗り出ますが、第3クール終盤でまたも失速。
ライバルとなるクラブに悉く破れ(特に、札幌、東京V、C大阪)た結果、
シーズン終盤に監督を解雇、入れ替えを行いました。
まぁ、あれだけの戦力を持ちながら、課題の中盤を作りきれず、
下位陣にも取りこぼしが多かったのですから、やむを無しでしょう。
むしろ遅すぎた感があります。遅すぎた為、大きなダメージになるかもしれません。
補強はDFを2名程度で他のポジションにはしませんでした。
元々人材がいる場所だけに大きなプラスとはなっていない気がします。

続く。
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by awi-syuwdow | 2007-10-22 19:15 | サッカーコラム