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五輪最終予選 U-22日本vsベトナム

おはよーです、A代表がビッグアイで2-0で勝利し、
次は五輪代表の番だったのですが、なかなか難しい試合でしたね。
1-0で勝利、なんとか勝ち点3をゲットしました。
最終予選の初戦であるというのと、ベトナムが強くなってきているという背景はありましたが、
皆ゴールラッシュを期待しており、いろんな意味で冴えない部分が目立ちました。
一言で言うと「進化して無い」ってことでしょう。
見ている人にとってネガティブな印象を与える試合だったのではないでしょうか。
次のサウジもカタールもベトナムより上のチームなので不安が付きまといますが、
なんとか成長して予選突破をしてもらいたいものです。


では寸評。日本4:ベトナム2


山本 5.5 慌てた場面も徐々に落ち着く。守備範囲をもっと広げたい。FKは危ない。

青山 6.5 1得点。後半の押された場面でも、安心して守備を見てられた。
水本 6.0 信頼できる守備を披露。次の試合でも強固な守備を見せそうだ。
細貝 5.5 何度か良い攻め上がりを見せる。だが、フリーの水野を活かさないのは×。
圭佑 5.5 無難な守備も周りが見えず。攻撃の決定的な場面で判断間違いが多い。

拓也 6.0 どっしりと守備陣の背骨を作る。攻撃も非凡なロングフィードを見せた。
梶山 5.0 パスミス続きでゲームを壊す。柏木と李を活かす「準備」をして欲しい。
柏木 5.5 1A。走り回るも連携不足で脅威にならず。敵を欺けず味方を活かせず。
→家長 5.0 起用法に問題あり。2DHあってこそのOH家長だろう。

水野 5.5 非凡な突破とポジションも自らのプレーに固執し、味方を活かせず。
李  5.5 幾度と無く平山の傍でライン突破を見せるも不発。彼の問題ではないが。
→ 岡崎 5.5 なんとか攻めようという気持ちは見えたが、殆ど絡めず。
平山 6.5 結果0点0Aだが、4,5点取っていてもおかしくない。気迫もあった。 

反町監督 4.0 現実的なサッカー、理想のサッカーの間でどっちつかず。

【戦評】
まずベトナムが良い試合をしていた。
アウェーで集中していた。彼らのベストパフォーマンスだろう、今後が怖くなってくる。
お世辞にも良い攻撃はできていなかったが、
攻撃に回れなくとも粘り強くゴールの前に人数をかけCKからの1失点で防いだ。
粘り強く戦った故に運が回ってきた、そして1失点、終了間際の攻勢に続く。
だが、次、戦うときに同じパフォーマンスが出来るかは定かではない。
ラックもあったと言うことだ。
そして彼らのラックを招いたのが、
対戦相手の日本代表のプレー振りであったことは残念でならない。

3-5-2と伝えられていたが、
蓋を開けてみると1DHの4-3-3。(人によっては4-2-2-2か?)
本田圭佑と細貝が両SBとして、水本と青山がCBとして中央に守る布陣だった。
これは蹴導の理想のA代表に近い。(蹴導の理想は2DHだが…。)
左から、浩二、阿部、闘莉王、松田ってヤツね。
両SBが高さや強さ、速さを兼ね備えており、
これから(五輪後も)ぶつかるであろう強豪国とへの移行を感じさせる。
コレが現実的なサッカーだろう。

ところが選手の個性を組織に昇華できていたかかと言うとそうではなかった。
まぁ、これは監督と言うより選手個人個人の問題なのだろう。
妙にプライドが高いのか、繋がりを感じさせない。
お互いの足りないところをカバーしあって1+1を2より上にする意識は無く、
それぞれが個人個人のフィールドで戦っていた。
特に顕著だったのが、このグループで特に優れた技術力を要する
「梶山」「水野」「細貝」の3名だろう。

梶山は自分の感覚に任せたパスに没頭し、李や柏木の個性を研究していないようだった。
中央からの攻撃を停滞させ続けた。
もっとも柏木は無難且つ予想外のランに終始していて、梶山を困らせていたのだが…。

水野は裸の王様だった。
俺が一番技術(足元の技術)があるんだから、俺に出せよ。俺の感覚に任せろよ。
傲慢としかいいようがない。
王様ゆえのボールを貰いに行く動きばかりし、
足元にパスを出さない細貝や本田圭佑に苛立ち、怒り、
相手DFの裏を付くふわりとしたロングパス(水野を走らせるパス)を出した本田拓也にも、
足元にジェスチャーをし、怒った。
そして、その後のプレーをしようとしない。(オシムがスタメンで使わないわけが分かる。)
結果としてホントのチャンスに気付かず出遅れた。
また、フリーでクロスを挙げる場面でも、中を確認せず、自身の感覚だけのクロスの終始した。
平山にも李にも合わせず、ファーへの緩く落ちるクロスとニアへの早く低いクロス。
ファーへのボールはGKに余裕を持って処理出され、
ニアのボールには味方がエリア内にすら入っていないタイミングで出された。
元々視野の狭いプレーを好む(味方を使うより個人で突破する)ので、
多くは望まないがこういうプレーをしている限り、諸刃の剣なんだろうなと思う。
「それだけじゃ勝てないぞ」というコトに本人が気付くときには後の祭な気がする。
もっとも敗れても「他のヤツが俺にパスを出さないから」という答えを出しそうだけど…。

前半で水野は交代させて(個人技の力量は下でも機能する選手で)機能させて、
次の試合までに水野に課題を与えたかった。
次の試合も(今までも)気付かず同じやり方をしてるとしたら監督の責任でもあると思う。

細貝は水野を使わなければならなかった。
水野は非常に美味しいポジションを選んでいたが、細貝はパスを出さなかった。
ベトナムの力量的に、後方の端に位置していた彼は余裕を持ってボールを持てた。
水野を走らせる、時には水野の足元に出して満足させる、
そういうフィードをして水野を御する立場にあったのだが、彼は殆ど水野を使わなかった。
中央へのパスに固執したのは、相性の問題だろうか。
監督はココももっと考えるべきだと思う。

もう一人苦言を呈するとしたら、本田圭佑だろう。
攻撃時における判断が悪い…蹴導は彼ならヤルニになれると期待しているんだけど。
視認できるだけでも彼の前方で3度、平山はDFラインの裏を取っていた。
スルーパスを出せば、そのままシュートか、相手を崩して李や梶山にという流れである。
彼は、無駄にドリブルをしベトナムDFが気付いてラインを上げてからパスorz
オフサイッw
…WBが本職なのだろう。
名古屋の最初はSBだった気がするけど、未だにSBになれていないのが分かる。
無意識なんだろうが、WBの定位置までドリブルをしてから次のプレーをしている気がする。
頑張って欲しい、ほんとに。

辛口ばっかり言っていても面白く無いので…良かった選手についても。
「平山」「本田拓也」「水本」はいいプレーをしていた。
特に平山は良かった。
シュートまで持っていく意欲もチャンスを作り出す意欲も良く見せてくれた。
やっぱ代表のユニを着た先輩を見て気合が入ったんだろうか?
得点こそ無かったが、シュートはすべてゴールの角を狙ったもの、
ポスト後もイレギュラーを誘うプレー(地面に叩きつけたり、転がしたり)を織り交ぜていた。
一回クロスのトラップミスもあったけど、アレは前の岡崎で見えなかったんだろうね。
点が入らなかったのは、ゴール前まで戻ったベトナムを誉めるべきだろう。
今後も期待だ。

本田拓也は、長短のパスを織り交ぜ相手の裏を使い続けていた。
守備においてもベトナムの選手をサイドに追い遣っていた。
もしかすると3年後の鈴木啓太のポジションを脅かすのは彼かもしれない。

水本は守備面でかなり抜けてきた感がある。強さ速さ賢さ粘り強さが備わっている。
1vs1が同世代では簡単に抜けないレベルにあると思うので、
五輪に出場することが出来れば、海外クラブからオファーがあるかもしれない。

さて、最後に理想のサッカーだ。
反町監督はやっぱフリエなんだなーと感じる。
家長をOHに配置したドリブラーシステム、あの場面で使う必要は無いよね…。
やるなら最初からするべきだよねw
相手の戦い方に対応する為に「必要だから」したんじゃなくて、
「したかったから」したんだと感じた。
現実的なサッカーから理想のサッカーへのシフトチェンジを試すなら、
もっと前の親善試合ですればよかったのにと思う。
してしまって、対応できず後手に回り1点しか取れなかった。
コレが今後に響いてくると思うと、不安になる。

サウジ戦までにどれくらい修正できるんだろうか…。
勝ち点3はしっかり取ったので頑張って欲しい。頑張れ、U-22!
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by awi-syuwdow | 2007-08-25 08:12 | 日本代表  

日本vsカメルーン

日本サッカー界の今後にとって非常に重い試合がやってきました。

この試合はただの親善試合ではありません。
アジアカップ以上に今後を占う大事な試合です。
と言うのも、4年前を思い出していただければ分かると思います。

事のキッカケはアルゼンチンにドイツにホームで完敗を喫したジーコジャパン、
その日から今日に至るまで、日本代表には大きなハンデが圧し掛かっていました。
「ホームで完敗を喫するレベルなら戦う必要は無い」
ドイツは一方的にキャンセルをし、
他の強国はそれを受けて日本との親善試合を組むことを拒みました。
日本協会のマッチメイクは困難を極め、
(恐らく大金を叩いて)3軍のナイジェリアなど価値の無い試合を次々と組むことになりました。
欧州に出向いての試合も驚くほど巨額の投資をしたに違いません。

弱国にとっての日本は適当なメンバーであっても大金をもたらしてくれる国、
強国にとっては戦う価値の無い国とハッキリとしたカラーが付いてしまった感があります。

今日の試合は、次回のW杯の大陸の強国カメルーンです。
蹴導はアフリカ最強とは思ってませんが、強いことに変わりありません。
(※モロッコ、チュニジア、セネガルの方が上でしょう。)
日本サッカーに興味を持ってもらう、
日本と試合をしたいというチームを増やす為の非常に重要な試合です。
中津江村が非常に親交を深めてくれたこともあり、
ジェレミやエムバミはいませんでしたが、エトー、ジョブ、マクーン、ソングといった
ほぼ1軍、ベストメンバーが来日し、今日の試合を戦ってくれました。
まぁ、時差や移動の疲れもありますが、
日本も8月のJ連戦というスケジュールをこなしているのでここはイーブンでしょう。

では、寸評です。日本6:カメルーン7。

川口 5.5 フィードとポジションに不安が残るも神懸りなセーブは健在。

中澤 6.0 ゲームメイクと空中戦の強さを発揮。1v1はイマイチ。加地との連携は限界か。
闘莉王 6.5 先制点と質の高いフィードで勝利に貢献。カードは余計。
加地 6.0 体の弱さと精度の低さは相変わらずも武器の運動量と突破力が上回る。 
駒野 5.0 当り負け見せ場を作れず。右で活きる選手だろうが…。
→今野 5.5 駒野より強さは見せる。相手の右からの攻撃を上手く止めることは出来た。

啓太 6.0 普段の出来を強国相手に披露。攻撃面は期待できないが信頼度は厚い。
→橋本 6.0 押される時間で持ち味の嗅覚を発揮、ピンチの芽を摘み続けた。
阿部 7.0 MVP。前半は良いポジショニングで顔を出し、後半はスイーパーとして閉めた。
遠藤 6.5 1A。先制点を呼び込むFK。プレスに参加し、タメを作り、パスで崩し続けた。
→憲剛 5.5 追加点を呼び込むも攻守に強さと精度を欠く。守備面の意欲も少なかった。

達也 6.5 大久保と共に相手のビルドアップをさせず。先制点のキッカケのファールを貰う。
→佐藤 5.5 パサーとの相性もあるだろうが、見せ場を作れず。動き出しは相変わらず◎。
大久保 6.5 試合の口火を切りカメルーンを釘付けにした。報復行為は…駄目ですよw
→山瀬 5.5 勝利を決定付ける正確なミドルで得点。ゲームには乗れず課題を残す。
前田 6.5 嘉人と達也の飛び込むスペースを生み出し、パスを散らす。後は時間だろう。 
→高松 5.0 もう少し佐藤の近くでプレーしたかった。巻の背中はまだ遠い。

オシム:6.5 試したいことをすべて試し、勝利を得る。

【戦評】
今回は短めに。
トルシエ時代より組みやすいと思っていただけに、
当時と同じ2-0と言うスコアはカメルーンにとってショックだったのでは無いだろうか。
時折日本の両サイドを抉りチャンスを作り上げるも、殆どの場面で強烈なプレスに押し込まれ、
エトーも個人技を見せてもゴールを視野に入れれずタイムアップの笛を聴いた。

ここでのプレスとは組織的なボール奪取もだが、
日本はボールを持ったままプレスをかけるという一段上のサッカーを見せ付けた。
それは阿部、啓太、遠藤、この3名が非常に効いていたと言う事でもある。

更に+となったのが、大久保、達也、前田の3名だろう。
両WGの2枚は、カメルーンにビルドアップをさせず、
前田は強靭な体と判断力を生かしてさながらフランサ、いやトッティか、
シュートは無かったものの彼らのような存在感を見せ付けた。
時間が経てば連携も上がって来るので今後が楽しみである。

驚いたのが、中澤のゲームメイクだ。
加地との相性が未だに難しい面を見せていて、
ドリブルで突破されシュートという場面もあったが、
様々な場面でフォローやパスを出し有利な展開の基を作り上げた点は見逃せない。
袖にシュピールフューラーを巻いていても可笑しくない存在感だったが、
重責を持たせ過ぎるのもアレなので川口がつけているほうがいいんだろうなと思った。

闘莉王と中澤のCBだが、中央からの突破に関しては、
啓太と阿部がカバーでいるので問題が無いように見えた。
ただ、両サイドのどちらかが当り負けてドリブルされたときは、危険な敵と対面するだろう。
マークに付ききれない状態からのペナルティエリアへのドリブル突破をされると、
足元の反応と大き過ぎるゆえの審判の判断が敵になると感じる。
達也とカメルーンのDFのように…。
オシム監督が今後どう料理していくか楽しみだ。
 
言い方は変かもしれないが、次の試合がW杯の初戦でも良いというスタメンにはなっていた。
それぐらいスタメンがはまっていた。
ああ、駒野が…難しかった。
彼はやはり右の選手でWBが本職だろうと感じた。
今野が十分な活躍を見せてくれたが、左SBの選手の層を深めることは今後の課題だろう。

控えの選手だが、今野と橋本はかなり自信が付いたのではないだろうか。
佐藤は、そろそろ結果が欲しいところだ、ソコが武器の選手なのだから。
山瀬は、結果を残したがフィットするまでまだかかるかもしれない。
その他の選手(憲剛、も含む)は、やや難しい立場だろう。
Jや海外には凌駕する質を持った選手も多いので、もっと何かを見せていかないとと感じた。

まぁいつも通り辛口になったけど、強い日本が帰ってきた。日本はヤルよ!
対戦国どんどん来てくだされ!安くで強化させてくれっ!!

オーバー。

追伸:ブログを書き終えてから監督や選手のコメントを読んだのですが、
早くもカメルーンが本国でリベンジマッチを考えてくれてるようですね。
日本は、サンドニを経験してるのでそう簡単にはリベンジさせませんよっ!嬉しいことだ^^
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by awi-syuwdow | 2007-08-23 01:18 | 日本代表  

A代表選出を考える(後半)

…昨日書いてて、途中で寝てしまって、
(後半へ続く)と銘打って、急いで働きに…3時に終わって続きを書こうとしたら、
オシムさん発表しちゃってましたよ(^^;)

蹴導が期待した選手(前に書いてませんが今回の文で推測してw)は、落選してました。

追加召集された選手は以下。

山瀬 功治   1981.09.22 173cm 70kg 横浜F・マリノス
大久保嘉人   1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸

FW
高松 大樹   1981.09.08 183cm 75kg 大分トリニータ
前田 遼一   1981.10.09 183cm 80kg ジュビロ磐田
佐藤 寿人   1982.03.12 170cm 67kg サンフレッチェ広島
田中 達也   1982.11.27 167cm 63kg 浦和レッズ


DFや中盤は人数が足りてる為、やはり召集されませんでしたね。

【攻撃的なMF】山瀬が再選出されました。
F・マリノスでも今期フル出場、10得点と絶好調を維持してましたから、
選ばれて当然な部分はあったのですが、丁度良いタイミングで呼ばれたなぁと感じてます。
積極的に危険な場所に飛び込んで点も取れるパサー。
森島ほどスピードは無いので藤田系譜でしょうか、
出場のチャンスを得れれば積極的に攻めあがって欲しいです。

大久保も久々の選出ですね。
彼は長い間、辛い時期を過ごしてきたので、今度こそ活躍して欲しいです。
彼はボールを細かく貰って調子があがっていく選手なので、
ジーコ時代のロングランからのカウンターでは結果が残せませんでしたが、
現代表では持ち味を存分に発揮してくれると思います。
神戸でのポジションか、ややST寄りで使って欲しいところですね。

大久保の言葉で3つ記憶に残っているのがあって、
1つが「(テレビ越しで応援してるみんなに)なんか言えよ。」
おとなしい後輩の平山に言った言葉です。結構、面倒見が良いのではないかと思います。
カードが多いと、変なイメージが付いてますが、
若手のコトをしっかりとサポートできる人物ではないかと思います。
こういう選手は、チームの成長や維持に大きな影響を与えるんじゃないでしょうか。
2つ目が「自殺しようかなと思った。」
あの試合直後の退場劇の後の言葉です。
そして3つ目が「努力したらいいことがあるなと思った。」
五輪予選の後半戦に呼ばれての言葉です。
日本中が敵に回るような辛い中でも腐らず努力していく精神力、
今度こそチャンスを掴んで欲しい。
でも彼にはそれ以上にサッカーを楽しんで欲しいと思う気持ちがあります。
カメルーン戦、出たらまず青いユニでの試合を楽しんで欲しいですね。

【FW】蹴導の予想からは若干外れていましたが、入ってもおかしく無い選出です。

・高松
屈強な1stDF(&ポスト):巻は当確、矢野は見たけどまだまだなので、
「次点の」高松はどうかな?二人がいないけどどういうパフォーマンスを見せるかな?
という選出だと思います。
結果が残せなければ、また違う選手(我那覇も含む)をテストになるでしょう。
ま、巻が1stチョイスでしょうが、個人的には最近J1に移籍した羽地にも期待してます。
非常に身体能力が高くポスト役もこなせ、両足使えます。
J1での出番が増えると思うのでオシムさん見て下さいよw

・前田
高原系列、トータルで高い選手と言うことでしょう。
前者が戦術面、守備面で、正直期待外れな部分があり、
一番変化を考えている場所だと思います。
ここで前田が同系の1位を得る可能性がありますね。
もっともこの系列はA代表で見てみたい選手が他にも沢山いるんですよね。
最近名前を聞かなくなった京都のクッパとか、F・マリノスの大島とか甲府の須藤とかね。

・佐藤
蹴導が「この選手には1億円以上の価値がある」といって憚らない選手です。
ピクシー以来ですね、動きの1コマ1コマが美しいと感じた選手は^^
佐藤を含めて、このカテゴリーはセオリーに無い得点パターンを持っているのが1つ。
もう1つが、その攻撃力で相手を上がらせない、また確実に引き付けさせるという特徴です。
過去で言うと柳沢ですね。
とにかくラインと選手の視界の外、裏を取るのが上手いFW。
ショートカウンターの為の選手です。
ちょっと型が違いますがこの選手が蹴導のお薦めです。
サカティ~~~~~~~!
誰だ??って言われそうw
彼のタイトルは、恐らく日本人無二。「ワールドユース得点王」(すごい!!)。
F・マリノスの坂田です。
特長ですが、なんと言っても前180°に対する守備力。
両足を異常なまでに使いこなして向いてる面のどちらにでもすばやいプレスが掛けれます。
更に良いことが運動量もあって足も速い。
巻と組めば非常に強固な守備力を有したFWが出来上がりそうです。
オシムさんも最初で呼んでましたしね…今回呼んでくれると思ってたのですが、残念。

・達也
来ましたね、この選手もずっと待ち焦がれていた選手です。
あの怪我は痛かった(--)もう前と同じキレは見れないかと思ってた。
しかし、復調です。
スタメンもありえるでしょうが、
相手が疲れた試合後半で圧倒的な突破力を見せ付けてくれるに違いありません。
スピードスターも杉本や松橋といった選手が控えてますが、彼とはまだ開きがあるでしょう。

FWを15名選出してみましたwああ、大黒もいますねぇ♪

カメルーン戦、今後の代表、J中心に未知の選手の台頭、ほんと楽しみです。
サッカーライフは止められない!!
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by awi-syuwdow | 2007-08-19 04:18 | 日本代表  

A代表選出を考える。(前半)

結構前の話になりますが、カメルーン戦及び今後の代表に向けて選手が発表されてます。
以下が発表された選手。

GK
川口 能活   1975.08.15 180cm 77kg ジュビロ磐田
楢崎 正剛   1976.04.15 187cm 80kg 名古屋グランパスエイト

DF
中澤 佑二   1978.02.25 187cm 78㎏ 横浜F・マリノス
加地  亮   1980.01.13 177cm 73kg ガンバ大阪
闘莉王     1981.04.24 185cm 82kg 浦和レッズ
駒野 友一   1981.07.25 172cm 76kg サンフレッチェ広島

MF
橋本 英郎   1979.05.21 173cm 68㎏ ガンバ大阪
遠藤 保仁   1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪
中村 憲剛   1980.10.31 175cm 66kg 川崎フロンターレ
鈴木 啓太   1981.07.08 177cm 67kg 浦和レッズ
阿部 勇樹   1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ
今野 泰幸   1983.01.25 178cm 73kg FC東京


皆さんがご存知の通り、12名しか発表されてません。
またUー22カテゴリーと海外で戦っている選手も今回は選出されていません。
残りの選手(主にFWと中盤の前線の選手になると思いますが…)は、
今日明日のJリーグ後に呼ばれそうです。

現在選出された選手と今後呼ばれそうな選手についてですが、

【GK】他の選手が入る隙がありません。
この2強のデットヒートはまだまだ見ることが出来そうです。


【DF】この4名と阿部、今野でやりくりするのでしょう。
234と多彩な応対パターンを持っていますが、ベースになっている4を考えると、
恐らく左から駒野(今野、阿部)、阿部(今野)、中澤(闘莉王)、加地(駒野)。

順当な部分もありますが、物足りない部分もあります。
それは前々から述べてますが、両サイドの守備力ですね。
マークがズレて中央に入る場合やCKで中央に入る場合に彼らで対処できるのか?
アジアカップでの答えはノーだったと感じます。

他の選手の奮起と台頭が待たれます。
蹴導の好みで言うと、左SBに浩二(欧州)、右SBに松田、伊野波(※U-22選出)辺りです。

また18名と言うこともあってか坪井の名が外れています。
相手にスピードタイプの選手がいないから???と言うことなのかも知れません。
今後を考えると、中澤や闘莉王の場所に、坪井や茂庭、
また再度名前を出しますが松田といった経験豊富な選手が必要ではないかと思います。
松田はキャラ的にかなり好きなので(超私情ですw)召集して、阿部とも競って欲しいです。

あ、中澤と闘莉王の2枚をCBスタメンにですか?
試す可能性はありますが、
カバーリングの精度やコーチング、
ドリブラーとの1vs1での対応は彼ら2名になると難しい気がします。
蹴導の過小評価かもしれませんが…。

【MF】
遠藤と俊輔のサポート、攻撃力、展開力を持った憲剛と、
アンカーとしてしっかりと守れる啓太が1stチョイスですが、
今後の進化やオプションを考えると他の選手を組み合わせたい時期だと思います。
まずは明神の系譜である橋本(明神ほどトラップは上手くないですが)
を憲剛や啓太のランクまで持っていきたいということでしょうか。
若手に奮起して欲しいですが、稲本や小笠原も3年後十分に戦えると思いますし、
様々な選手を試してもらいたい気がします。
阿部も場合によっては、中盤のポジションを狙っているでしょうしね。
前線の選手ですが、ハッとなったのが遠藤の75kgですね。
数年前(70以下だったような…)に比べて肉体改造が上手く行っているという事でしょうか。
世界で戦える肉体を手に入れつつあるんでしょうかね、無限の可能性を感じます。
インテルのセルビア人と遠藤を入れ替えても戦えたり…は「まだ」ムリかなw

(後半に続く)
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by awi-syuwdow | 2007-08-18 16:33 | 日本代表  

現代表を分析する【戦略編その2】

戦術について語っているところもありますが、
戦略の派生として読んで頂けるとありがたいです。

沢山の選手を呼びましたが、最初の1年の選考基準は何処にありましたか?
この1年で呼んだメンバーは実に多く、トルシエの実験室以来の多彩な顔ぶれでした。
代表キャップが軽んじられるというプライドの話もありましたが、
本当に才能のある選手を見つけてくるには必要なことだと思います。
多くの才能を隅々まで探し、より素質のある選手をピックアップする為に、
自分の目で近くで見たいということで呼びまくったのだと思ってます。

Jリーグで様々な局面で活躍できている選手の中で4年後に活躍できる選手。
そういう選手を中心に選んだと思います。
ようするに本当の意味で「スペシャリスト」です。
代表チーム(の特にスタメン候補)は、
スペシャリストの集まりであるべきと蹴導は思っていますから、
この選出はほぼすべて納得がいくものでした。

千葉組は必要ですか?
千葉組というより、監督の考えを分かっている人材が必要です。
監督の考えを分かっている人材はチームを作る上で重要なことです。
加茂時代に山口が、トルシエ時代にはナイジェリアワールドユース組が、
ジーコ時代には秋田や奈良橋といった鹿島組とジーコの家族がベースにありました。
ましてや日本のサッカー界は、
先代、A代表とユースとが全く違うサッカーを展開していたのですから、
監督の考えを伝えることの出来る選手は各ポジションに必須でしょう。
3年間教えを受けた千葉の選手が複数選ばれたのは当たり前のコトです。

「走るサッカー」というフレーズがありました。
ここからがオシムのもう1つの仕事です。(上記の選手選考をすることが1つの仕事です。)
まずはボールを扱う技術だけが代表に選ばれる要素という流れを、
断ち切る為のキーワードを作らなければいけませんでした。
それが「走るサッカー(技術より先にアスリートであることが求められる)」という言葉でした。
常にコンディションに気をつけて、賢く人もボールも動くという言葉は、
華麗なパスとドリブルがサッカーだと思っていた人々にショックを与えます。
面白いぐらいにメディアが食いついた為、
自然と観客も選手も足元の技術より、それ以外の部分を考えるようになりました。

ポリバレントとスペシャリストいう言葉が挙がります。
ポリバレントとはFWにDFもできるようになれということではありません。
他のポジションも出来るというのは汎用性、ユーティリティということです。
その場面において「特別な」存在感を放つのをスペシャリストといいます。
ようするにスペシャリストとは「個の力」のことです。

ポリバレントとは多様性という日本語で表せます。
蹴導はポリバレントという言葉を1つの【戦術】だと感じています。
「誰がどのポジションに入っても、どの場面であっても、本人も回りも同じ絵が見れる。」
「誰がどのポジションに入っても、どの場面であっても、常にフォロー出来る。」
これが多様性だと思います。

今まで、オフサイドトラップ、フラット3、ウェーブ、ショートカウンター、
ゾーンプレス、トライアングル、アイコンタクトなど、
局面での戦術がピックアップされることが多かったのですが、
連続していく各局面でそれぞれ同じ絵を感じて応対し、
数を増やしていって結果として先手を取る戦術。
コレがポリバレントだと思っています。
その為に必要なのが「どの局面であっても賢く走り人もボールも動かし続ける」という、
不変の価値観なのでしょう。

アジアカップでは【戦術・ポリバレント】は出来ていましたか?
アジアカップでポリバレントは出来つつありました。
コンディション不良や高温多湿の猛暑、
だが相手よりパスワークの精度で上回っている選手達、
メリットとデメリットを考えた上ででどういう戦い方をするのがベストなのか、
多くの選手が同じ絵を見て、相手を圧倒的に上回る内容を見せてくれたと思います。
まぁ、コンディションの不良に耐え切れず精度を欠いたり、
それでも同じ絵を見ず自分の戦い方を貫いた戦犯もいましたけどね。

敗戦後、個の力が足りないと監督が言っていましたが?
【戦術・ポリバレント】はある程度出来るようになり、形が出来てきたので、
次に必要なのは個の力、
要するにスペシャルな部分を底上げしていくことだと言っているのでしょう。
各局面においてとしてよりスペシャルになる為に、
攻撃時に参加できる為に、相手を振り切る為に持久力と走力とメンタルを磨く。
守備範囲を広げる為に、よりカバーに入りやすくなる為に持久力と走力とメンタルを磨く。
ボールを簡単に取られない身体を作る為に、トレーニングをする。
ボールを簡単に取られない体勢を作る為に、未知の選手とぶつかり経験値を増やす。
クロスの精度を上げる、クロスのスピードを上げる。
そいううたくさんのスペシャルな部分を伸ばす為のトレーニングを、
日ごろからクラブの選手(例えば外国人FWやDF)とするように、
またそういう機会をより設けるようにと言っているのだと思います。

代表の今後は、そういう部分に向かっていくと感じています。
また同時に更に世代交代を進める為、新選手や巻いた芽を摘むこともしていくでしょう。
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by awi-syuwdow | 2007-08-17 13:29 | 日本代表  

これまでのあらすじ。

キッカケは4年も前のコト。
親友の紹介で乗り込んだオンラインゲーム「信長の野望オンライン」の世界。

「侍」「僧」「神職(神主/巫女)」「陰陽師」「忍者」「鍛冶屋」「薬師」「傾奇者(※破天より)」
7つの職業の何れかになり、自身の仕えたい君主の元で、
他国に乗り込み、他国を退け、数多の仲間と共に天下統一を目指す。

時には、大義名分の下、武者修行に明け暮れる。
野では物の怪や盗賊を屠り、洞窟の奥深くでは鬼を斬る。
奇怪な出来事を収めながら、己の士魂を一つ一つ高みへと昇華していく。

時には、街で生活を作る。
野で材料を集め、機を織り、炉で鉄を精製し、
自身や仲間の身を守る防具を作り、敵を退ける武器を作り、
時には楽市楽座、作り上げた品を売り、銘を残す。
国から与えられた領地を治め、自身の構築した屋敷に住み、友と茶を飲む。


キャラ名「藍の神主 蹴導」…勿論、職業は神主。
私の分身はβ2版の美濃、斉藤道三の領地で産声を上げた。
たくさんの友と出会い、斉藤家の士として、己の技術を高めて行った。
そんなある日、とあることがキッカケで蹴導は斉藤家の合戦時の伝令役となり、
「監督」と呼ばれることになる。信オン初の軍師の誕生?である。
オンラインゲームの違う楽しさに出会った蹴導は、製品版でより力を発揮することになる。

★製品版【斉藤時代】でしてきた策。
◎狩りの党首。データを下にベテランと新人を組合せ、他の何処の国より早く絆を作り上げた。
◎合戦案内。合戦時の心得を案内。
◎vs織田戦での早期撤退。消耗戦を避け、レベルアップを意識。結果、次戦以降は大勝。
◎ローラー作戦。滅亡回避の為に、各地の斉藤PCに対話を送り、国策を纏め上げた。
○斉藤家の初代評定委員。評決の取り方、評定委員のあり方をレクチャー。
×第二回評定での話題づくり。不慣れな要素が多かった為、採用されるも頓挫。
○上杉家のサポート。滅亡した同盟国上杉家への支援。
×稲葉の活用。両替-入口-修理屋間を主張も、両替-お寺間案に敗北。
×織田家より同盟話。悪く無い話の為、斉藤の何人かに請うも織田家で纏まらず話は流れる。
×織田後の進路。前衛目録と後顧の憂いを絶つ為、朝倉攻めを進言も不採用。


圧勝の主役となった斉藤のトップグループと他グループの間に亀裂が走る。
圧政(?)に納得しない他グループが本願寺、浅井、足利へと流れていく。
蹴導の所属していたグループも敵国北条へ。
グループ内にガールフレンドがいた為、蹴導も斉藤を「捨て」、北条へ。

北条家にも蹴導のキャラを分かっている知己がいた為、
一部ではすんなりと受け入れられるが、納得しない人もいた為、評定で策を発言。
斉藤家での経験がより良い策を出すことが出来たと感じている。


★【製品版北条家】でしてきた策
◎↓の策の裏。同盟国武田家への参戦率、武田家自身の参戦率の上昇に成功。
×五カ国同盟案。参戦率の低い武田家に見切りをつけ、雑-北-斉-上-本で同盟。

そして…。17話へ。
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by awi-syuwdow | 2007-08-16 18:21 | 信オン風雲録  

1-8って【Jリーグ再開です】

衝撃の横浜ダービー。
ダイジェストでしか見れて無いのですが、横浜FC8失点ですか…。
しかもマリノス側はフリューゲルスカルテットが大活躍…。

やっぱ大島秀夫は良い選手だよ。
忘れもしない98年の開幕戦【横浜ダービー】、
高校出のルーキーイヤーにして、あの重戦車(未完の大器という名は…言わないでw)
服部浩紀が「あいつの方がいい動きしてるんだ」ってバトンを渡した選手ですよ。

フリエ消滅後、京都へ、その後山形でJ2日本人得点王という肩書きを引っさげて、横浜FMへ。
久保やらマルケスやらアンジョンファンやら、
指揮官達の好みでサブに追い遣られ続けても、毎年しっかりと結果を残し続けた彼。
今ではマリノスのスタメンをガッチリ掴んでいる彼!
服部の正統な後継者「大島」は、もう代表に呼ばれて良い頃ですよね、オシムさん(チラリ)
ポストワークも得点を嗅ぎ分ける嗅覚も、
アジアや世界で戦えるレベルになっていると思いませんか?

そして坂田も吉田も隼磨も大活躍…。
マリノスの選手って…殆ど居ないのでは、上野と謹慎明けの松田と…うーむ(こらw)
松田も中澤も雑草系のイメージが強いので、
横浜Mフリューゲルスに名前を変えたほうが良いのでは?
と、これは暴言でした。


まー対する横浜FCですが…。
蹴導の読みが悪いほうで当ってますね。
高木監督はJ2優勝で満足して、采配が…ねぇ。
昨年戦った核が、スタメンに3名しか居ないんですが…菅野、早川、滝澤…。
ここまで選手入れ替えまくって、昨年の堅守が見せられるはずは無い。
また機能するはずも無い。
フロントワークの滅茶苦茶さで、戦う前に負けるべくして負けたという感があります。
J2降格が現実味を帯びてきた気がします。
今更、前の選手に戻しても即機能するとは思えませんしね…。
もう神頼みしかないというとこまで自らで追い詰めてしまったと感じてます。

サポーターと会議を開いて、
しっかりとケジメを付けた上で、藁をも掴む思いで戦って欲しいところです。
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by awi-syuwdow | 2007-08-12 15:35 | サッカーコラム  

現代表を分析する【戦術編その1】

アジアカップでのオシムはどのようなサッカーを試したのか?
大きく分けて2つのサッカーを展開。
1つが従来(ジーコ時代を除く)の日本代表の戦い方をベースにしたサッカー。
もう1つが日本代表の特徴を踏まえた上で突き詰めた4-2-3-1というサッカー。

従来の日本代表の戦い方とは?
日本代表カテゴリーの中で「2006W杯を振り返って」というコラムを書いているが、
正にソコが従来の代表のキモだろう。即ち、
前線から守備を怠らないFW:カズ、中山、城、森島、鈴木、柳沢など。
中心となるカリスマ:ラモス、名波、中山(2箇所ノミネートw)など。
視野の広いアンカー:田坂、伊東、山口、戸田など。
豊富な運動量のバランサー:北澤、本田、明神など。
この4点が日本代表がこれまで培ってきたベースだと考えている。

今回は誰が当てはまる?
前線から守備を怠らないFW:巻。
中心となるカリスマ:ジーコジャパン時代のエース達(中澤、高原、俊輔)
視野の広いアンカー:啓太。
豊富な運動量のバランサー:加地、阿部、駒野、啓太など多数。

其々の評価は?
【前線から守備を怠らないFW】巻。
過去には城に、鈴木に「ノーゴール」「得点力不足」というレッテルをマスコミが貼り、
巻も槍玉に挙げられているが、彼らの素晴らしさは数字で見えないところに有る。

中盤でのプレスが激しくなり、コンパクトな分、
パワーやスピード、技術の高い選手とのマッチでマークのズレなどがあると、
後方からのフィード→ミドルシュートや身体能力による突破と、
一気にゴールまで迫られてしまう時代が90年代から続いている。
特にアジアはここ数年で最も底上げがされている地域であり、
ロングフィードからのカウンターは、
身体能力(ここでは、パワーとスピード)に劣る日本にとっては脅威である。

ポスト役と1stDF(諦めない精神力も含む)は日本が世界と戦う上で必須だと感じる。
猛暑のアジアカップの中で、巻はしっかりと存在感を見せ付けてくれた。

【中心となるカリスマ】
中心となるカリスマは、実はいない。
前W杯メンバー3名を挙げているが、実は彼らでは役者不足と感じている。
彼らは其々が局面のスペシャリストであって、
チーム全体に指示を出せるタイプではないからだ。
アジアカップでは、彼らのスペシャル感がチームにマイナスしてしまったと感じている。
どのような作用だったかは、4-2-3-1と共に書くことにする。
本来ならば、この1年オシムと共に戦ったメンバーの中から、
彼らのスペシャル感(プレッシャー)を操れる選手が生まれて欲しかったのだが、
これは失敗に終わった感がある。
…(おとなしい)阿部や啓太に期待したのだが、ただ負け続けたのは残念でならない。
闘莉王不在という面もあったが、生まれてこなかったのは残念である。
(因みに、トルシエ時代の選手がコのグループに含まれていないが、
彼らは其々が部品でお互いと噛み合うことで活きる事を理解していたので、
カリスマは不要であった。皆が発言しあう力を備えていたと言うべきかな。)

【視野の広いアンカー】啓太
アンカーという部分に関しては啓太が十分な活躍をしてくれた。
だが、+α(視野の広さやフィードなど)を考えると、
彼は能力は限界点まで来てしまっている感がある。
山口素弘ほどの「簡単に前を向く巧さ」は無いし、
戸田ほどの「パスセンスと視野の広さ」は感じられない。
彼の能力は10点とは言い難い。
勿論、DH2枚である以上彼一人の力が問題と言うことではない。
2枚のDHの能力が其々5点であったとしても、+でなく×になれれば相手を上回れる。

彼は現チームの核だが、1つの岐路にあると思う。
彼を残して「良い核」と考え、視野面のサポートが出来るシステムや人材を考えるか、
彼より効果的なコンビの出来る「2名を追求する」のか。
早急な対応を要する場所なので、カメルーン戦と欧州遠征で答えは出ていると思う。


【豊富な運動量のバランサー】加地、駒野など多数。
豊富な運動量を保ちながら、
逆サイドの危険なスペースを埋める、危険な選手を消す。
そういう動きをすることで味方の弱点もを消すことが出来るバランサー。
本田は危険な選手を消すタイプ、北澤や明神はスペースを埋めるタイプだ。
本田は「スッポン」、北澤は「ダイナモ」、明神は「一家に一台欲しい選手」と言われていた。

現在はバランサーという言葉は若干消えてしまっている感がある。
監督のシステムによって作られるバランスがより重要になっているからだ。
現在のサッカーはサイド突破が主流な為、バランサーも自然とサイドに移り始めている。
そして強いチームほど、両サイドにバランサーが存在する。
「攻守の切り替えが早く中央に入ってカバーやヘディングも出来るSB」が、
現代のバランサーでは無いだろうか。(例で言うとエインセやザンブロッタか。)

今回のアジアカップでは、加地と駒野、そして今野と阿部。
ハードスケジュールと気候の影響で運動量を生かす前にガス欠状態だったこともあり、
バランサーになり得る選手が他の選手にサポートしてもらうという逆転現象が起きていた。

加地と駒野は基本のポジションが下がり目に位置しすぎた為、
サポートしてもらうはずの俊輔や遠藤が彼らの守備のサポートに回り、
攻撃力が半減し、悪循環を起こしていたように思う。

そしてそれは、十分な時間を得た準決勝や3位決定戦でも戻ることは無かった。
(※協会の不手際もあったが…。)
代わりとなる阿部と今野も「まだ」SBで実戦できるレベルではなかった。
まだ、がポイントでもある。
彼らと加地や駒野の違いは、彼らは中央に入ってカバーやヘディングも出来る点だろう。
加地のクロスを上げれる力と駒野のクロスの精度を捨てるのは惜しいが、
彼らが台頭してくる可能性は高く感じる。
また、忘れられているかも知れないが、
中田浩二や、干されていた立場から復帰した松田という選手も存在する。
彼らはより適性が高いので、虎視眈々とチャンスを窺っているに違いない。

バランサーは機能していなかったが、今後の進化が楽しみである。

これらを踏まえて従来の日本代表化したサッカーを4-4-2でテストしていた。
ガス欠させない為の準備や、
選手の入れ替えが必要であるというスケールアップの為の課題は感じたが、
「アジアで勝ち抜く為に(の)」この戦い方は確かな手ごたえを掴んだのではなかろうか。

4-2-3-1は機能していたか?

戦術編その2をお待ちください<(_ _)>
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by awi-syuwdow | 2007-08-12 13:21 | 日本代表  

現代表を分析する【戦略編その1】

アジアカップ終わったので総括です。

表の結果は、韓国にPK戦で敗れて4位という結果でした。
世論は千差万別ありますが良いサッカーはしていたなと個人的に感じています。
まー私は辛口なので、良いと言いながら批判?しますがw


この1年のサッカーには満足しているか?点数をつけるとしたらどれくらい?

蹴導の満足度は100点満点の55点でしょうか。

プラス面は、選手選考と非凡なスカウティング、
そして忘れてはいけないプロセス、これも素晴らしいものでした。

後の文で書きますが、
結果としてJリーグの活性化を促すことが出来ていると感じますし、
将来の卵達の層が厚くなり始めていると感じます。
こういう点は満足してます。

点数が低くなった要因は、アジアカップで結果が残せなかったからではなく、
チームに還元できない選手を数名呼び戻し、彼らが核になることを止めれなかったこと。
また育成と結果を天秤に掛けて彼らの力を持っての結果を望んだ為、
大事なところで共通理解が出来なかったことは減点材料です。
時間と共に良くなっていく(戦術自体はすでにかなりのレベルだと感じます)と思いますが、


一番の減点材料はここなのですが…、
トルシエと同じく「マスメディアを敵に回してしまっていること」でしょう。

TVや新聞社といった系のマスメディア(一方的に情報を伝えれる媒体)は、
元々の属性がアンチサッカー(他のスポーツ文化が根付いているので、守る為にアンチする。)
なのは言うまでも無いんですが、
前監督での大敗以降、各報道の1面もしくは終面で取り扱うことが少なくなってきました。
これはサッカーが決してマスメディアに+に働かないと言うことと、
(※地域色が強すぎる為、全国で旗になる選手を選びにくい=扱いにくい。)
前述の他スポーツを元々サポートしていたということがあるのでしょう。
ローカルなマスメディアや地方自体からしたら非常に+なんですがね。
ポジティブなサッカーニュース程取り扱わない姿勢が見て取れるのは残念です。

特に今回は、「外国人監督が続いている為」マスメディア以上に、
日本人監督経験者が非協力である部分が多々見受けられますね。
某緑の初代監督などテレビで批判してますし…。
トルシエの時はU世代で結果を出すという荒行でバッシングを一掃しましたが、
オシムの場合、核となるポイントを得る機会が暫く無いので、
(じっくり作業を進められますが)彼らが足かせになる可能性が非常に高いと感じてます。
なのでここに大幅なマイナスを加えました。

比較対象として、
トルシエは最初の一年(コパアメリカとその後の対応)で、
「ああ、なるほど」と頷ける形を見せてもらったので、
初年度で70点ぐらいと感じてました。
ワールドユースとシドニー以降はもう100%信頼してましたね。

逆にジーコ時代は、
時代に逆行するサッカー(戦術戦略だけではなくマネジメントも)を展開していたので、
点数をつけることすら出来ませんでした。
蹴導が最初から危惧していたことが現在現実に起こっています。
優秀な才能を持った選手がたくさん出てきているのに、
経験が足りなく代表で力を出し切れていないということと、
足元の技術がある選手を神聖化しすぎていて敬遠してしまう部分が見受けられることです。

トルコ(クラブ)で結果を残した今でさえ、彼は監督タイプではないと思っています。

彼は80年代サッカーの優秀な選手であり、優秀なGMです。
彼がいるだけで有力なブラジル人が安い年棒で集いますからね、
相乗効果で有力なブラジル人から学んだ優秀な選手が生まれてきます。
日本ではマジーニョ、レオナルド、ジョルジーニョ…
ジーコが来てから多くの有力選手が彼の元に、また他クラブに来日しました。
そして柳沢、小笠原、中田浩二といった選手が台頭してきて、代表に還元されてましたね。


ここまでのプロセスを語って欲しい。

まず、監督が教えたことのある選手を中心に、Jリーグで活躍している選手を招集しました。

またトルシエのときと同じように多くの選手を招集し、試しました。
トルシエの時は自分の戦い方にあった即戦力の選手を見つける為でしたが、
オシムの場合は、考えが違いました。
2010年以降を見据えた上でベテラン選手を殆ど招集しないという行動に出ました。
これは前監督の負の遺産を早く処理したかったということでしょう。
前監督の負の遺産、
それは若手の国際経験の不足と、足元の技術が無いと代表に呼ばれないという誤解です。

足元の技術ではなく、冷静さ、高さ、速さ、サッカーセンス、多分野において才能の有る、
なるべく多くの若手選手に国際経験を積ませておく為に、試合に出させます。
一度呼ばれた選手はすぐに代表から外されたとしても、自分ならどうするかを必ず考えます。
2年後、3年後、再び台頭してきたときにその経験が役立つのでしょう。
多くの選手を呼び、種を蒔き、出てきた芽を摘む準備はしていると感じます。

そういうサイドを考えながら、着実にチームが作られていっていますが、
アジアカップは難しい難題を得てしまいましたね。
呼び戻した選手が個の力は見せ付けるのですが、組織の育成を侵害してしまいました。
協会側の不手際による疲労という問題点と共に、
彼らの経験値と存在感(リーダーシップではない、暗黙の存在感というものです)が、
それまでで力を発揮してきた選手のアイデアを奪ってしまいました。
リーダーシップのあるベテランが呼ばれれば良かったのですが、
…殆どが引退間近、最も才能のあった人材も昨年引退してしまいましたしね。

経験の有る個のベテランと経験の浅い多方面で才能の有る若手、
日本とオシムの作るサッカーは、両方を融合し昇華させるという段階に入ったと言えます。


Jリーグにも変化はあるか?
ありますが、「考えて走るサッカー」を、
多くのクラブが実践しようとしているということではないです。

4年前までと大きく変わったのは、Jリーグが1つの完成をしたことだと感じます。
一部のクラブだけが大きく人気を集めているわけではなく、
地元のクラブを応援する風潮がより高まってきていると感じます。

昔は、住んでいるところに限らず、
「代表>ヴェルディ、マリノス、ジュビロ、アントラーズ>その他」でしたが、
今は多くの街にクラブが存在していて、
「自分のクラブ>代表>その他のクラブ」になってます。

結果として「代表離れ」が進んでいます。
コアなファンはサポーターとして、地元のクラブを応援し、
勿論自分のクラブの選手が代表で活躍し、結果を残せば代表を応援しますが、
自分のクラブの選手が選ばれず、
代表で活躍しそこねた他クラブの選手を使い続けると「うちのが上でしょ?」という感じになる。

クラブの選手が選ばれてるか、活躍させて貰ってるかで、
関係が「代表=自分のクラブ>他クラブ」にも、
「自分のクラブ>代表=他クラブ」にもなり得ます。

勿論、他クラブの数の方が多いわけで、代表人気は必然的に下がるのです。
それは何処のサッカー先進国においても同じことでしょう。


現在の代表のサッカーだが、どういう点において良い傾向が現れているのか?
1つは、選手層の厚さでしょうね。
多くの方が指摘するように、(過去の代表に比べて)確かに今の層は薄いのですが、
今までの選手で3年後を戦った「後」のコトを考えてみましょう。
していなかった世代交代をして、戦力ダウンを最低限にする時期は、
今がギリギリだったんではないでしょうか。
苦しみながらもそれを実行した為、
今後他国と差をつける為の(どの監督が来ても嗜好の選手をピックアップすれば戦える)層は、
下ることは無いと思われます。

次回に続く。
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by awi-syuwdow | 2007-08-04 15:02 | 日本代表