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第4話:β2中編

順調に育っていくβ2の蹴導だが、その行く手を遮る1つの事件が起きる。
なけなしの金銭で買った目録(当時は目録は寄り合い所で購入できた)。
だが…習得できない…何度やっても…出来ない。
仕方がないので一度ログアウト…戻ると目録が消えていた!!
他の安い目録を使ってみる…習得できない…。
GMに報告…調査中です。
β2蹴導はβ2終了一週間前に去るのだが、
結局、その日を境に最後まで蹴導は技能を覚えられなかった。

(…合戦や狩りで組んでも、徒党だと足手まといになる。)
考える蹴導。技能がない俺だけどなにか出来ることはないか?
俺にしか出来ることはないか?俺が満足できる遊び方はないか?
生産で武器や防具を売るのはどうだろう?
いや、神職にはたいした売り物はない。
(↑付与石の存在を知らない蹴導。まぁβ2で石に20貫とかみんなムリ。)

考え付いたのは合戦の輸送係だった。
戦場の対人エリアに入らず、
本営で食料やら手裏剣やらをひたすら販売する。
そのうちみんなが合戦で手に入れたお金やアイテムをくれる(預ける)ようになった。
受け取った金銭を品物に変え、みんなに配布する蹴導。
その際、貴重な情報も手に入る。ああ、これは伝えるしかない。
部隊会話や私設会話がない当時。
蹴導は手に入れた情報を、斉藤の各徒党の党首さんに伝令することにした。
「中中に敵徒党います。○○さんが戦ってるので支援いける方お願いします。」
「ありがとう~」と返してくれる党首さん方。これは燃えるw

ただ強制はしないように心掛けた。
他人に行動を制限されて喜ぶ人などそうそういない。
「○○さん、いま何処にいますか~?」と聞き、
同じ翼にいる味方徒党がいくつあるか、誰がいるかを伝えるだけにした。
また、党首同士でよかったら会話しちゃってくださいと促してみた。

そんなある日、蹴導のことをあだ名で呼ぶ人が出てきた。「監督~」とw
信オン史上初の軍師(自分で言うなw)、蹴導が誕生した瞬間だった。

by awi-syuwdow | 2007-02-13 06:46 | 信オン風雲録  

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