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大分トリニータの2006年

評価は、よく出来ました

チーム人数が少なく、
得点源のマグノとキャプテン吉田を引き抜かれた2006年、
名将シャムスカを要しても残留争いと思っていた。
私は忘れていました。このチームには松橋がいることを。
彼の存在が孤立していた高松の個性を活かし、
追いかけるように梅崎という新星が出現します。
大分の前線3選手のハーモニーは見ていて楽しい。
そして後方の7枚のフィルダー陣は中央を絞り失点を減らし、
サイドからのカウンターを徹底します。
シーズン中この形が崩れることがなかったのは、
影のMVPフィジカルコーチの賜物であったかもしれません。

MVPは根元 裕一選手
高松選手か根元選手か迷いました。
前者は確実なポストと得点、後者はカウンターの基点として全試合活躍。
高松には相棒に松橋というスピードスターがいますので、
彼が拾い捲った点を差し引き、後者に決定します。

今後ですが、昨季は怪我人が少なかったですが、
今期も少ないとは限りません。
複数のポジションをこなせるバックアッパーの存在は不可欠でしょう。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:42 | 九州  

サンフレッチェ広島の2006年

評価は、です。

インザーギ系FWの佐藤とウェズレイの2トップはJ最強でしょう。
また、駒野と服部という良質の両サイドを備えていますが、、
層の薄さと中盤、守備陣の力量不足(むしろ数が足りない)が気になりました。
守備が安定しなければ、個人の能力に任せる以外攻撃の形は作りづらい。

前半戦は自由と流動性を重視したサッカーを選びますが、
前述したように外側の選手達は流れるより、
各々のポジションで輝く選手達であり理解に苦しみます。
追い討ちをかけるように守備陣の離脱。

指揮官がオシムの愛弟子に代わった後半戦は、
CBにOHやFWを配置する緊急布陣。
これは形になり始めます。何処かで観たサッカーです。
5位下のチームと勝ち点3差しかない10位という難しいシーズンを終えますが、
弱点を長所に変えることに成功した指揮官の今後の戦い方は趣深い。

MVPは戸田 和幸選手。
容姿のせいもあり荒っぽいプレーのイメージがありますが、
そんなことはありません。この選手はクレバーで危機察知能力があり、
コーチングも的確。チームを鼓舞することが出来ます。
また広い視野を活かして丁寧な長短のパスでゲームを作れる面も併せ持つ。
今回はCBとしてチームを支えました。

今後ですが、孤高の戦いが続く。
このチームの一番辛いところはライバルチームが不在であることか。
CBに従来タイプのCBを置かない手腕は、
ダニッシュダイナマイトやトルシエのフラット3、
オシム監督のやり方に順ずるところがある。
2007年は愛媛から高萩も帰ってくるので、楽しみなシーズンになりそうだ。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:41 | 中国・四国  

名古屋グランパスエイトの2006年

評価は、よく出来ました

慢性的な弱点であったCBにスピラールを、
FWに花のある玉田を、監督に良質の指揮官を補強するも、
すぐにスピラール、楢崎という大黒柱を怪我で欠き、苦悶の日々が続く。

玉田は、左を抑えられるとお手上げという弱点もあり、
なかなか力を発揮できなかったが、
この監督は、適所関係なく放り込まれていた良質の具材(選手)を、
チームとして機能するよう選別することに成功する。
Jで最も得点を取っているOHの藤田をボランチ起用したり、
杉本という良質のFWを発掘したり、
本田、中村という代表クラスに様々な経験をつまさせたり。

そして、大黒柱の2名が復帰し、ヨンセンが加入すると、チームは輝き始める。
残念ながらチームが纏まり始めたところでシーズンを終えてしまったが、
一昨年の過ちを修正し、更に今期に向けて十分な形を作れた。
グッドな1年ではなかっただろうか。

MVPはフェルフォーセン監督
下地をしっかりと作った。本田とヨンセンが次点だろう。

今後ですが、ここ数年で最高の時代かもしれない。
フロントがシーズン中にエース外国人を解雇など…、
過去にあった悪癖を起こさない限り上位に食い込めるだろう。
以外に問題点はほぼないと思われる。
助っ人はこのまま東欧北欧路線を貫いて欲しいところ。
代表組では本田は山岸、松井などと勝負の一年になるか。
個人的にはSBもありだと思うが、更なる進化を遂げて欲しい。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:40 | 東海・中部  

清水エスパルスの2006年

勿論、素晴らしい出来です

開幕前は予想もしていなかった順位です。
1試合観ただけで、ああこれは来るな、と予感。
献身的且つどの位置からでも枠内目掛けてシュートを打つFW。
運動量豊富で縦横無尽に駆け回る想像性豊かな若手OH陣。
伊東、山西、市川の3名がチームのバランスを取り、
最終ラインには、
其々の時代を代表する元代表のCBコンビ(斉藤、森岡)が育てた若手CB陣。
思わず涎が出る内容続き、高評価以外ありえない。

MVPは伊東 輝悦選手
相手を徐々に外側へ追い込む守備力、
時折見せるドリブル、ベテランの味健在です。

今後ですが、
ワールドツアーモードでも書きましたがプロビンチャです。
今年は森岡とマルキーニョスを手放す羽目に…。
ただこのチームの選手は発展途上、
今期は更なる高みへと上り詰めてくれるでしょう。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:38 | 東海・中部  

アルビレックス新潟の2006年

個人的には、頑張りましょう

Jだけで年間100試合以上観ている蹴導だが、
正直、このチームは観てません。
失礼な言い方ですが、観たい部分が少ないチームな気がする。
前指揮官の柔軟な采配は見ていて面白かったが、
堅めの指揮官に代わった為、助っ人便りで大味な印象が先行している。
大勢のサポーターで勝ち点10足されてなんとか残留かなと予想していた。
ライバルチームには完勝こそしているが何か物足りない。

MVPはサポーター
毎回4万人入ってるし。シルビーニョって選手がずば抜けてるとは聞いた。

今後ですが、
船越選手がチームを離れることもあって、
恐竜的選手(こら)が減っているのは個人的にはマイナス。
大宮からディビットソン、福岡から千代反田、
両名の加入で少しは観れるチームにはなるかも知れない。
いい意味で俺の先入観を覆して欲しい。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:37 | 北関東・北陸  

ヴァンフォーレ甲府の2006年

規模を考えると素晴らしい出来です。

日本語に直すと「風林甲府」。最も信オンに近いチームか。
メインカラーは青ですが、ユニフォームの横側には武田紋がビッシリ。
得失点差でライバルチーム(新潟)の後塵を拝するも、
J2時代から一貫して戦い方を変えずに、
J1残留を勝ち取ったことは誇りに思っていい。

ユニフォームを無償で洗濯とか、パンを無償で提供とか、
金銭面以外での支援が目立つプロビンチャだが、
チームはそれに残留や勝利という形で応えた。
一生懸命走り回る彼らの姿は、地域の人々に勇気を与えたのではなかろうか。

MVPは林、藤田、石原
戦術的観点から中盤の3名だが彼らの控えも良いプレーをしていた。

今後ですが、
個を凌駕する組織はあるが、組織を凌駕する個には恵まれていない。
ましてや数少ない個のバレーが移籍をするので…。
限られた戦力、資金力の中で2年連続の残留というのは難しいだろうが、
諦めずに現有戦力で頑張って欲しいトコだ。
戦術を変えたり、残留優先で無理な補強をしてしまうと、
チームの存続問題といった致命傷になりかねない。
そこに甲府がある。それが一番大事なことである。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:36 | 北関東・北陸  

FC東京の2006年

評価は、がんばりましょう?

?を付けたのには理由があります。
2006は試金石のシーズンだったからです。
前指揮官の好んだバルサ型
(俺にはスーペルデポルにしか見えなかったけど…)から、
初の外国人監督による南米型?への挑戦を敢行するが、
失敗に終わります。

それでも花のある選手の獲得など首都のチームらしい文化は見せたり、
世代交代は着実に進んでいる印象はあります。
まぁ、黄金期がないのに世代交代というのは間違いかもですが…。

必ず起こる失敗を次の成功の糧に変えていけるのがよいチームだと思うので、評価の?が消えてしまうか、
それとも昇華できるかは今シーズンの戦い方次第でしょう。

MVPはルーカス
キング・アマラオの後継者は着実に仕事をこなしています。

今後ですが、愛されていたササを手放してしまったことは悲しい。
でも、国分太一さんのお気に入りワンチョペがやってきます(こら)
FC東京のユニフォームで職場に現れる可能性大w
ルーカスと2トップか?ルーカスが2列目か?平山選手はどう使う?
と疑問点も多いですがJ1屈指の2トップになりそうな予感は十分にあります。
(ナンバー1は佐藤 寿人選手&ウェズレイでしょうが…。)
帰ってきた前監督にも期待したい。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:35 | 西関東  

大宮アルディージャの2006年

評価は頑張りましょう

突破力に関して魅せることができる選手たちがいる。
また、培ってきた高い組織力という、
ライバルチーム(浦和)が苦戦している分野に秀でていたが、
2006年は大型補強の選手と組織力を融合させることができず苦しむ。

怪我もあったが大型補強の選手の殆どが機能しないばかりか、
徐々に2005年までの組織力も失われてしまう。

諸刃の剣である右SH小林大悟と、
サポートしえる運動量を持った右SB波戸が機能するも、
波戸の離脱と共に逆にチームの弱点となってしまったり、
緊急補強として獲得したグラウ(実に冴えた補強だが)は、
何故か夏には移籍してしまったりと、
期待の大きさに反比例する混乱振りであった。

MVPは久永 辰徳選手。
左右何処でも豊富な運動量を持つ彼がいなければ降格していただろう。

今後だが、
すでに2007年は経営縮小とのこと。昨年ムリな補強をしたツテだろうか。
指揮官の交代もだが、トニーニョ、ディビット、三上、平岡、そして久永…
チームを知る選手がごっそり居なくなるので、昨季より苦しいシーズンになる。
むしろ早急な補強をしたところで浦和にはなれないので、
補強を最低限(Jを知る外国人FW程度)にして、
地元の新人選手中心に大宮のチームにすることから始めたほうがよさそうだ。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:34 | 北関東・北陸  

ヴィッセル神戸の2006年

昇格を果たしたので素晴らしい出来です。

開幕前の予想では、
昇格争いはするけれど昇格は難しい、と思っていました。
監督交代もですが、中央の縦のラインに若手が多かったためです。
若手育成型のクラブを目指すといったオーナーの考え方は賛同できました。
スター選手の獲得などで失敗し続けて何から始めるかを学んだのでしょうね。
実に、企業家らしい考え方です。コツコツと上を向いていくのでしょう。

チームは前半戦こそ苦しみましたが、
選手が共通理解をしだすと圧倒的な強さを見せ始めます。
元々、三浦、朴、北本など現役代表クラスの選手がいますからね。
終盤大失速をして入替戦に回りますが、
CFの軸がなかったのが関係しているのでしょう。
若手を育てながらの1年でのJ1復帰に成功したのでこの評価です。

MVPは三浦 淳宏選手。
蹴導の財布にはアツの写真が入ってるのは秘密です。
左サイドのスペシャリストですが、DH、両SB、OH、SH、WGと、
チームの苦しい事情をカバーし続けます。
そんな状況でありながら15得点。ほんとすごいよ。
オーナーが最終戦後、
試合に臨んだ18選手にボーナスを出すといったのですが、
「チーム全員で勝ったのだから、ボーナスはみんなに均等に分けて欲しい」
と返したそうです。懐の深さを感じさせる選手です。

今後ですが、前線の軸にレアンドロと大久保、
ボッティ(ローマの王子様っぽい名前w)という実のある補強をしました。
すでにレアンドロを中心に三浦と朴の両WG、
大久保とボッティの2シャドーという形に手ごたえを感じているようです。
選手は三浦が中心にいるかぎり良い絆を作っていくでしょう。
問題はフロントかな。いい意味でね。
充実しすぎているため折り合いが難しいかなと…。
前に出た監督を、フロントがどうサポートしていけるか、
ここが大事な気がします。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:32 | 近畿  

横浜FCの2006年

勿論、素晴らしい出来です。

まぁ、昨年1年応援したチームですから、甘い記述になります。
日本を代表するDHの山口素弘選手が加入した時点で、
昇格争いに絡むと確信していたけどまさか優勝とは…。

昇格の決め手は色々あるけど、ベテランは財産であること、かな。
経験に裏打ちされた豊富なアイデア、ゲームの流れを読む卓越した戦術眼、
的確に判断し伝えられるコーチング、試合以外、練習やオフでの取り組み方。
触発されたようにメキメキ力を付けていく若手選手達。
若手に負けていられないと練習に励む中堅達。
大勢の老獪な選手達による相乗効果は、
簡単に倒せないチームへと昇華させていきます。

2節から指揮を取った高木監督の存在も挙げなければいけませんね。
アジアの大砲と呼ばれた元代表FWですが、
シンプルで守備的な戦術を取ります。
その背景には監督のコンプレックスが垣間見えます。
自分には高さしかなかった。
「走力があれば、持久力があれば、足元の技術があれば…。」
現役時代、戦いに赴くたびに感じていたのでしょうか。
「有る彼らを活かすにはどうすればいいか、敵も味方もどうすればどうなるか」
そうして鍛え上げられた緻密な感覚が、
2006年の監督としての才能に繋がったと思います。

あと補強も的確でしたね。
ルイス(アウグスト)のカバーができる守備力を持つ中島が怪我をすると、
中島のポジションではなく、まずルイスをサブに、
そして展開力の有る滝澤を補強し、その後徐々にルイスと馴染ませます。
トゥイードが離脱すると、気の知れたDHのリャンをCBに、
その後CB小村を獲得し安定させます。
守備的な戦術に対応するために他チームも引き始めると、アレモンを獲得。
カズと城でプレスをかけ、敵が疲れたところでアレモンを投入。
この点にも賞賛を贈りたいです。

MVPは山口 素弘選手。
GK菅野選手もすごいんですが、やはりこの人。
98W杯代表の中心選手です。98年は彼のチームと言えます。
足の速さも体の強さもJの平均値の彼ですが、
何がすごいかと言うと、前を向くのがすごく上手いんです。
味方がボールを持つと、
スルスルと敵も味方もいない味方から見える位置を取り、
パスを受け、相手が詰めないうちに前線にパスを供給し、
またスルスルと空いた場所へ。
戦術眼の高さも特筆的です。敵がボールを奪うな、と察知すると、
2,3手ぐらい先の相手が狙っている地点を、
ささっと押さえカウンターを未然に防ぎます。
蹴導が日本で一番サッカーの上手い選手という理由はここにあります。

今後ですが、奥、久保など魅力的な補強に成功しました。
個人的には、城系列のポストができる選手が欲しかったのですが、
残留するには十分な戦力になったと思います。
気になるのは指揮官の達成感でしょうか。
J2優勝という一つの満足が、ハングリーやコンプレックスを失くし、
正しい判断をし損ねてしまうかもしれません。
乗り越えてくれると期待しています。
加入選手で蹴導が一番期待しているのは、
ヴェルディから移籍してきたシウバです。
この選手は、目の前に相手がいてもシュートを打てます。
ボールを止めた刹那、強いカーブを持ったシュートが出せるんです。
カズや久保とライバルは多いですが楽しみな存在です。
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by awi-syuwdow | 2007-03-03 19:31 | 西関東